黒の組織の子

2話 ページ2

「ぁーぁ！うぁー！」


赤子を拾って約数か月がだった。早い？気にしちゃいけないよ


「Aが今日もかわいい」


「当たり前だ」


母親代わりのベルモットに父親代わりの拾ってきた本人でもあるジン。

2人のA愛は凄まじいものだった。

仕事がないときは常にAのそばにいるし、しょっちゅうおもちゃを買って来る。写真は撮りまくるわ、語らせたら2時間じゃ終わらない。そんな状態だった


「おいベルモット、仕事だ。早く終わらせるぞ」


「あら、あたりまえじゃない。Aと早く遊びたいもの」


そんなこんなでこの2人、仕事が早いのなんのって。仕事は殺し合いもいいところなのでそんな危ないところにAは連れていけない。やってAと遊びたければさっさと対象を始末しなければいけない。2人は感情がないのかというほどに速攻で終わらせる。

この2人の親バカというのは度が過ぎていて、Aに少しでも危害を与えようものなら問答無用で脳天をぶち抜かれる。おかげでAは組織の人間からそれはそれは大事に大事に、お嬢様のようにして育てられていくのであった。

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