たぶん、一般人…？ (ページ13)

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Ep.13 ページ13

「くそ、繋がらん！」

何度ジョディのスマホに電話をしても繋がらない。

俺たちFBIは組織に面が割れているが、奴…アスティと呼ばれるやつの情報は全くと言っていいほどなかった。つまり、我々があいつに警戒を持つことができなかったのだ

「共有しておくべきだった…無事でいてくれ、ジョディ」

車を猛スピードで走らせる。頼む、まにあってくれ。

それにしても、あいつは一体何者だというのだ。少なくとも俺が潜入していた時にはいなかったはずだ。
ましてや俺や、坊やのことをしっているとなると相当なキレもの…

FBIの寝屋に着いて急いで部屋に駆け込む。

「あら、シュウ。どうしたの？そんなに慌てて」

「は…？」

「え？」

「無事、なのか…。何で電話にでなかった…？」

「スマホが壊れちゃって修理に出すって、キャメルから連絡したはずなんだけどみてなかったの？」

確認したら『スマホ修理中だからキャメルの方に電話してちょうだいbyジョディ』とメッセージが入っていた。

「くそ、してやられた…！！！！」

紛らわしいことしないでもらいたい。

一方その頃、探偵事務所にこれまたスケボーを使い猛スピードで帰ったコナンも同じような状況になっていた

「なんで電話出てくれなかったの蘭姉ちゃん！！！」

「今日スマホ忘れて家出ちゃったのよ。ちょうどさっき帰ってきたところだったから…何か急ぎのようだったの？」

「あ、いや…特に何もないならいいんだけど…」

お互いにしてやられた2人は彼女への敵対心をさらに爆増させていたのだった。