僕の性別は。【Fischer's】

番外編！ ページ18

ナツは自分の家にいた。


「おめぇさー、この動画どうしてくれちゃってんの」


『どうって言われても祓えないじゃんきみ』


「そりゃ考えつく限りのお祓い全てやってもらっても君祓われてくれないんだもん」


『そのかわり悪霊からは守ってあげてるでしょー？』


「知ってる？そもそも君が悪霊」


『君たちには害及ぼして無いじゃん！』


「まぁなぁ…」



この会話でお分かりだろうか。何を隠そうフィッシャーズのナツことAは悪霊を守護霊としているのである。



チャイムが鳴った。



シ「よっ」


ン「やっほー」


モ「来たよー」


「え、みんなが僕の家来るの珍しいじゃんどうしたの？」


シ「いやさー、昨日の動画でめっちゃナツについてる霊が危険だってコメント来てたから気になってさ。」


モ「お祖母さん霊媒師なんだし、憑いてるならはらってもらったりしなかったのかなぁって」


ン「あと純粋に今回のは怖すぎるから気になって」


「んー、あー何から話していいやら…。とりあえず、中入る？」


シ「もうすでにすっげえ鳥肌たってるんだけど…」


「じゃあやめよ。シルクの家いこ」


シ「おう」






そらだって悪霊ががっつり住み着いてる家ですもん鳥肌も立ちますわな。まぁ、慣れたけど。

番外編！→←番外編！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す