こちら幽霊本丸です！ドヤァ！

2話 ページ2

「ふんふんふんこれが噂のブラーック本丸！」


役「うるさいっす。叫ばないで耳元で」


「命を投げ出しに来てあげてるんだから今グラいいでしょー」


役「死なないくせに」


「えー。何聞こえなーい」



スーツを着て目にはクマ、猫背になっていて明らかに現世にいたら救急車で運ばれてるだろう役人男性の隣にいる女はふよふよ浮いている



もう一度言う


ふ よ ふ よ う い て い る


役「はぁ…もういいですよ、着きました。」


「たぁのおもおおおおおっ」


役「騒ぐなアホンダラ」


「アホな鱈はまずそうだな」


役「鱈はてめえだ脳内花畑」



霊力がない人間には彼女は見ることができない。それ故この年中赤疲労役人通称ヒヤク(疲労してる役人)さんが彼女の管理を任されたのだがまぁこいつがうるさいのなんのって。赤疲労がさらにやられて全身の血液をとったような紫疲労になる日も近いのではないだろうか。

三「来たな審神者。叩き斬ってくれる！！」





スカッ






三「は？」



「ごめんね、きかないよ。だって幽霊だもの。みつを」


役「お前はみつをじゃねえよクソが」


「ヘラヘラしてる僕キャラどこいった」


役「ンなの作り物に決まってんだろ。やってられっか」


「大変ね」


役「誰のせいだ」


「わたしの。」


役「わかってんなら直せよ…！！」



この役人、毎日赤疲労。

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