もう一度愛したい 2

デート　5 ページ7

その後も二人でモール内を歩き

トイレ以外は手を離してくれない

お昼を回り

A「ご飯にする？」

哲「うん、じゃあさ そこ行こう！」

と、行ったのはどこにでもあるファストフード
の店

A「えっ！ここ？」

哲「うん、こういうところで食べたかったんだ
　 けっこうコーヒーもおいしいし
　 A嫌？」

なかなかこういう所で食べないんだろうなあ

A「哲也がいいならいいよ！」

哲也を席に座らせ私はオーダーしに行く

哲「俺が持ってくるから」

A「いいから！まだ物持っちゃだめ
　 席取っておいてね！」

哲「ん、はいはい…」

ちょっとつまんなさそうな哲也
でも、トレイなんて持たせる訳にいかないし
お昼ご飯くらい私が払わなきゃ


A「お待たせ！」

哲「ありがと！もう恥ずかしいったら
　 女の人に買いに行かせてさ〜」

A「笑 そうかもねぇー イケメンが
　 一人で座っていて、女の人が持っ
　 て来たら、この人女に買いに行か
　 たんだぁって思うよね」

哲「意地悪だなぁ…
　 いいよ、じゃあ どっこいしょッと！」

私の隣に座る哲也

(奈緒美)「ちょっと！向かいに座ってよ！
　 恥ずかしいじゃん」

哲「いいじゃん！恥ずかしさのお返し 笑」

私を囲うように足を組み隣で美味しそうに食べる哲也

チョコドリンクを飲んでいる時からだけど
やたらと二人の写真を撮る

(奈緒美)「一体何枚撮るの？」

哲「ん、よく撮れたら待ち受けにするの」

(奈緒美)「お願いだから やめてください」

哲「いいじゃん！いいじゃん！笑
　 後で全部Aに送るね！」

スマホで撮るだけでは物足りず
哲也はプリクラに行こうと

でも、あまり操作のわからない私達はあまりデコることも出来ず、ほぼ普通に撮っただけ

哲「笑、駄目だなおじさんとおばさんは
　 時代について行けてません！」

笑いながら二人は店内を歩いていた

哲「あのさ、ちょっと行きたい所あるんだ」

A「ん、どこ？」

哲「スーパー！」

A「…スーパー？」

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