tetsuya side ページ25
今日はAのいる街でのファンミーティングだ
まえのりしたからご飯に誘ったんだけど
あいにく仕事らしくてAの子供たちを誘った
相変わらず可愛い彩乃
また一段と女らしくなって
啓「ねぇ、彩乃ちゃん!隆二やめて俺のファ
ンにならない?」
哲「あー、啓司 それは俺が許さな〜い!
っていうか隆二にもやらなーい!」
啓「なんだよ哲也!彩乃ちゃんの親父かよ?」
全く〜油断も隙も啓司くんだから
匠も相変わらず寡黙だがメンバーと楽しそうに話している時々笑う顔がAそっくり
いよいよだ!
俺はファンミーティングが待ちきれなかった
会場に入って俺がプレゼントした座席を確認した
開演が近づいてきた
まだ席にはいない
ケ「哲也何さっきから客席見てんの?」
哲「いや、うん」
ケ「!あっ、もしかしてまだ来てないの?」
哲「まだね、こんな時じゃないと会えないし
来れないのかなあ」
スタッフ「そろそろ行きまーす!」
大きな歓声のなかステージへ
俺のプレゼントした席にAが座っていた
あっ、あれは俺と一緒に出掛けた時に買った服
よく似合ってる
2カ月ぶりかな?A可愛いよ
でも、終始俯いてばかり
こっち見てよ!
またしばらく会えないから眼に焼き付けたいのに〜
おーい!Aこっち向いてー!
そうこうしていると質問コーナーになったので俺は客席に降りてお客さんにインタビューをした
Aの席の後方から
そしてすこしずつ前の方に進んできた
途中お客さんと握手をしながら…
Aの背中が近づいてきたとき俺は優しくAの肩に触れた
ちょっとAがピクッとした
Aが俺を見上げた
その顔
また見たかったよ!
そしてハイタッチの時間になり俺はまだリハビリ中ということで右手だけでごめんなさいと
皆さんにお詫びして沢山のお客さんとハイタッチした
ファンの皆さんに
「頑張って」と沢山の励ましの言葉をもらって本当嬉しかった
いよいよAが眼の前に
それまで俺は左手を使わないように体にピタッとつけていたが
左手でAの右手を掴んだ
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作者名:n-s | 作成日時:2017年3月5日 12時