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愛してる ページ16

哲「話したいこと、沢山!
  まずは、すごい世話になったね」

A「…」

哲「初めて会ったときから少しずつ惹かれて
  いった
  Aの笑顔 怒った顔も可愛かった
  小さな手、足
  俺には全てが新鮮だったよ」

A「夢みたいな時間だった
  こんなおばさんに今をときめく存在
  の人が私のこと好きだなんて…」

哲「笑、もっと自信持ちなよ!
  Aは素敵だよ 一生懸命生きてい
  るし尊敬しちゃう」


A「哲也もよく頑張ったネ!
  厳しいことも言ったけど
  ほんとに…目標に向かって…
  退院おめでとう」

哲「ありがとう」

A「これ…」

哲也に手渡した小さな箱

哲「何?」


A「退院祝い
  それとこの間沢山買ってもらった
  し…
  それとお誕生日!」

哲「開けてもいい?」

ごくごく普通の白いマグカップ

哲「ありがとう!明日からはこれにコーヒー
  入れて飲みまーす!」



哲「あっ!つけてくれたんだ
  ネックレス…よく似合ってるよ
  俺も…ほら!」

哲也の首元に光るお揃いのネックレス

哲「離れても気持ちはそばにいるから
 
  今度ファンクラブのミーティングあるん
  だ…チケット送るからみんなで来てよ!
  イベントもライブの時もチケット送るか
  ら、元気になった俺を見に来てよね」


A「うん」

哲「電話もする、✉もするから」

A「忙しいときは無理しないでよ!」

哲「東京来ることあったら、連絡してよ!」

A「わかった」

一分一秒を無駄にしたくないかのように
私達はお互いの気持ちを確かめるように話した

哲「ねぇ、A…A…」

A「ん?」



哲「…愛してる」

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作者名:n-s | 作成日時:2017年3月5日 12時

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