memory.11 ページ13
カイルside
少女は大きく目を見開いていた
「え?......どうしてです?」
「その身体じゃ無理したら満足に動けなくなる。それに、僕達は困ってる人は放っておけないからね」
僕はそう話した
どこか困っているように感じたから...それに、この子の惨状を見て......もしかしたら死んでしまうのではないのかと思った
「そ、それは悪いですよ。迷惑をかけられません...」
少女は動揺していた。無理をしてることを見通されたからかもしれない
でも、迷惑だなんて全く思ってはいない
「私もカイルと同じ考えよ。簡単に言ってしまうと貴女が心配なの」
ネール姉さんは僕の考えに同意してくれた
「......そう、ですか」
女の子は顔を俯かせた
すると突然涙を流した
「えっ!?ど、どうしたの君?」
「私達、不味い事でも言っちゃったかしら!?」
僕と姉さんは慌てる。記憶に有る限りでは彼女の琴線に触れることはしてないはずだけれど...
少女は顔をあげた
「ご、ごめんなさい......私、優しくされた事なんて、あまりなくて...どうして見ず知らずの私なんかを心配してくれるのか、そう思って......」
少女はまだ泣いていた。僕は一瞬戸惑ったけど、少しでも落ち着けばと思い、彼女の頭に優しく手を置いた
「そうか。誰にも心配されずに今まで一人で頑張ったのかな。それは辛かったんだろう」
少女はしばらく泣き止む事はなかった
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ものすごい駄文ですね...何を書きたかったのかが分からん...
自分の文才力のなさに笑えてきます...
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