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やっとオフになり、Aの家に向かった。

今シーズンは無理だけどシーズンが終わったら運転免許を取ろうかと思う。

車があればAとの行動範囲も広がると思うから。

今は電車などで移動しているが一応、一軍ともなると、それなりに目立つようだ。

今も。

女性1「あれって御幸一也さんだよね?」

女性2「あ、ホントだ。凄いイケメン。」

男性1「横浜の御幸じゃん。」

男性2「プロ野球の1軍選手が電車って庶民な感じでいいじゃん。」

電車に乗っていると俺に気づいた人達がジロジロ見ながら話をする。

ジロジロ見られるだけならいいけど、中には度が過ぎる奴もいるから。

公共の場で迷惑を掛けられない。





電車を降りると、とにかく走った。

やっぱり一部のファン?が走って追いかけてくる。

でも一応鍛えているので何とか逃げ切った。

女性1「どこに行った?」

女性2「改札の方に行かなかった?」

ファンがまだウロウロしている。

女性1「でもこの駅って、もしかして御幸選手の地元かな?」

女性2「そうかも。またこの駅で張ってみようか。」

女性1「そうだね。」

残念でした。

そうなるといけないと思って2駅前で降りていた。

でももう一度、電車に乗っても、また追い掛けられるかもしれない。

俺はタクシーに乗りAの家の少し手前で降りた。

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:奈緒 | 作成日時:2022年1月30日 6時

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