MI・YU・KIくん５ (ページ8)

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A父「そうか。それでもAがいいと言ってくれるのか。」

御幸「もちろんです。俺、Aにこの先、俺がメディアの避難にさらされても俺の言うことを

信じて欲しいと言いました。だから俺、嘘はつきません。１人だけ面倒な女性がいます。

フリーアナですが、今日も寮まで来ました。邪気には出来ないので話はしますが度が過ぎる

ので明日、球団に相談しようと思ってます。」

俺の話にAはとても不安な顔をした。

A父「これはあくまでも噂と思い聞いて欲しい。芸能界をはじめとして男性の相手をする

組織のようなものがあるらしい。守秘義務はしっかりしているので、そこらへんの風俗より

質はいい。私はそっちが御幸くんに行くかと思ったが、フリーアナね。それは女性の方が

１人で暴走しているようだね。」

御幸「組織？」

A父「プロ野球選手と言っても普通の男性には違いないから、そんな時もあるだろう。

相手がいる選手はいいだろうが、そうではない選手の為に球団が組織を使って女性を用意

するらしい。若い選手が暴走して性犯罪を犯すより、この方がいいってことだろう。ただ、

もう一度言うが、あくまで噂だ。」

御幸「俺、その話が来ても断ります。それに俺にはAがいるから、球団もそれを知って

いるから、そんなことは無いと思います。それに噂なんですよね？」

A父「そうだ。噂だ。」

以前、お義父さんが甘い世界じゃないって言ったのはプロ野球選手として成功を収めるのが

難しいってこと以外に、このこともあるのだろうか。

噂じゃなく、現実の話だろう。

でも俺はAだけだから。

この先、何が起ころうとAを絶対に手放さない。