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御幸「そろそろホテルに行くか。」
A「はい。」
俺には似合わないホテルをAの為に奮発した。
たぶん、この先、こんな立派なホテルには泊まらないだろうと思う。
御幸「ここを予約した。」
『ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル』のスイートを予約した。
普通の高校生では厳しいだろう。
俺だって今後、プロ野球選手になるとはいえ安くはない。
マジで結果を出さないと考えが甘いって言われるだろう。
だから俺への叱咤激励で敢えて贅沢をした。
フロントで手続きを終え、エレベーターに乗り、上の階へと進む。
エレベーターを降りた時点でAがやっと話した。
A「御幸先輩。この階ってスイートじゃないですか？」
御幸「そうだけど。」
A「御幸先輩。嬉しいですけど…失礼な言い方かもしれませんけど大丈夫ですか？
こんなにいい部屋じゃなくても私は御幸先輩と一緒に居られるだけで嬉しいですから。」
御幸「俺が何かしたかったんだよね。Aとの思い出をたくさん作りたいし。その代わり
頑張らないと周りに何て言われるか。だから俺が頑張れるように、わざとってのもあるんだ。」
A「私も頑張りますね。御幸先輩に褒めてもらいたいし。」
御幸「じゃあ、お互いに明日から頑張るってことで今日はたくさん思い出を作ろう(笑)」
A「はい(笑)」
そして部屋に入った。
A「御幸先輩！凄いです。横浜の街並みが見渡せます。」
御幸「A、こっちも見て。」
Aはワクワクした様子で俺の方に来た。
御幸「どう？」
A「素敵…」
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奈緒(プロフ) - にゃん丸さん» ありがとうございます。なかなか進んでいませんが頑張って更新します。 (2022年1月10日 12時) (
レス) id: 5c9c50bef2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん丸(プロフ) - 幸せそうな、御幸に益々楽しませてもらいました。続きを楽しみにしています。 (2022年1月10日 11時) (レス) @page30 id: 07285a2235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奈緒 | 作成日時：2021年12月29日 14時
