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御幸先輩が用意してくれた小旅行先は何と横浜、横須賀方面だった。
御幸先輩がこの先プロ野球選手として生活していく、この街並みを私に見て欲しかったから
らしい。
でも本当は箱根や鎌倉を考えていたらしいが、年末年始はギリギリでは取れなかったみたい。
私は御幸先輩となら、場所なんてどこでも構わない。
それに御幸先輩がこれから住む場所には来たかったので凄く楽しみだな。
御幸「ここが青星寮。」
A「凄い。綺麗な寮ですね。」
御幸「青道の寮とは全く違うな(笑)でも俺は青心寮は好きだったけどな。」
Aを青星寮に連れてきていた。
中には入ることは出来ないが俺がこれから、ここでプロ野球選手として生活をしていくのを
Aに知って欲しかった。
A「このグラウンドの横に観客席みたいなのがありますが、練習を観に来てもいいって
ことですよね？」
御幸「そうだな…A、また高校の時みたいに観に来るのか？」
A「ストーカーみたいなことはしませんよ(笑)でも御幸先輩不足になったら、ここに
来れば会えるんだなって。あ、観に来るだけですよ。ワガママ言いませんから。」
御幸「複雑だな。少しは会いたいってワガママ言ってくれてもいいんだけどな。」
俺はAの肩を抱き寄せた。
？？「御幸？御幸じゃねえか？」
こんな所で俺の名前を呼ぶ奴…聞いたことのある声。
呼ばれた方を見ると……やっぱり東さんだ。
青道高校の２年先輩の東さんだった。
そうか同じ球団だったな。
今後、横浜での先輩選手になるのか。
御幸「東さん、ご無沙汰してます。随分と引き締まりまして(笑)」
東「それは嫌味か。」
御幸「いえ、本当に。」
沢村が中３の時、青道野球部に見学に来た時に東さんの体型をディスったんだよな。
でもマジでスッキリしている。
やっぱりプロになると心構えが違ってくるのか。
御幸「今月から、ここでお世話になります。また宜しくお願いします。」
東「ああ、これからは先輩も後輩もないからな。お互い、頑張ろうや。で、横に居るのは
ドラフトの日に宣言した彼女か？」
東さんも観てたのか。
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奈緒(プロフ) - にゃん丸さん» ありがとうございます。なかなか進んでいませんが頑張って更新します。 (2022年1月10日 12時) (
レス) id: 5c9c50bef2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん丸(プロフ) - 幸せそうな、御幸に益々楽しませてもらいました。続きを楽しみにしています。 (2022年1月10日 11時) (レス) @page30 id: 07285a2235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奈緒 | 作成日時：2021年12月29日 14時
