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御幸「A、そんなに締め付けんな。ゴム替えるな。」
御幸先輩が私から離れて、ゴムを手に取った。
A「あ、私が…私が着けたい…です(照)」
御幸「あ…じゃあ、頼める？(照)」
私が照れながら言ったものだから、御幸先輩まで照れている。
こんな御幸先輩、なかなか見れないな。
そして初めて直視した御幸先輩自身。
凄い…んだよね？
私、初めてだから大小とか詳しくわからない。
でも御幸先輩のだと思うと全てが愛おしく感じる。
御幸「あんまさ、ジロジロ見んな。」
A「ごめんなさい。でも何だか愛おしくて。」
私は慈しみながらゴムを着けた。
御幸先輩、少しは感じてくれているみたい。
息遣いが少し荒くなったから。
こんな姿を知っているのは私だけ。
御幸先輩は私が初めてじゃないと思う。
でも今は私だけ。
御幸先輩が他の女性に気が向かないようになるなら、私は自分のこの身体だって武器として
使う。
見ているだけでいいと思っていた私が初めて思った、どす黒い感情だった。
Aは俺にゴムを着けた後、自らキスをして舌を絡めてきた。
何だよ、色っぽ過ぎるだろ。
こんなA、他の男に絶対に見せたくない。
絶対に手放さないし、誰にも渡さない。
その為にも今のうちに心も身体も俺以外、受け入れないように俺のことを刻み付けてやる。
異常な程の束縛かもしれない。
でもAが居ない未来なんて考えられない。
御幸「愛してる。」
A「御幸先輩。」
御幸「愛してる…A、愛してる。」
A「私も愛してます。御幸先輩の事、絶対に誰にも渡したくないほど愛してます。」
御幸「俺もAを誰にも渡したくない。」
A「嬉しい。私、嘘つきになっちゃいました。御幸先輩のこと見てるだけでいいって
思ってたのに、今は絶対に他の女の人に取られたくないです。」
御幸「A。」
A「内緒で子供作ってでも御幸先輩を縛り付けたい。こんな私、嫌いになりますか？」
御幸「増々好きになった(笑)」
俺達は隙間が無い程、抱き合った。
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奈緒(プロフ) - にゃん丸さん» ありがとうございます。なかなか進んでいませんが頑張って更新します。 (2022年1月10日 12時) (
レス) id: 5c9c50bef2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃん丸(プロフ) - 幸せそうな、御幸に益々楽しませてもらいました。続きを楽しみにしています。 (2022年1月10日 11時) (レス) @page30 id: 07285a2235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奈緒 | 作成日時：2021年12月29日 14時
