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Aの話によると、奥村の彼女は青道1年で野球部マネージャーだそうだ。
Aと同じようにコソコソと奥村をストーカーしていたらしい。
話を聞けば聞くほどAに似ていると思う。
だから奥村は惹かれたのか?
いや、奥村はそんなノリの軽い男じゃねぇ。
これも運命なのか?
でも俺はこれで奥村の影に怯えなくて良いのだから、この2人には未来永劫、仲良く居て
ほしい。
御幸「あ〜、良かった〜。」
俺はAをもう一度、抱き締めた。
A「奥村くんに彼女が出来て?」
御幸「当たり前。Aに色目を使う男が1人、消えたんだから。」
A「大袈裟だよ(笑)」
御幸「俺にとっては重大なことだから。」
A「私には一也だけ…」
そう言うと俺にキスをした。
俺はそれにお返しをして、そのままもう一度愛し合った。
ん……あれ?
私、また意識飛ばして寝ちゃった?
今、何時?
え〜〜〜っ!?
嘘!
日付が変わって、しかも朝を迎えていた。
昨日は一也とずっと愛し合って、夕食も摂らずに寝ちゃったんだ。
A「一也?起きて。一也。」
御幸「ん…おはよ、A…チュー…」
A「かず、ん…」
寝ぼけていても、やっぱり男性の力には敵わず、私は一也にたっぷりとキスをされた。
嬉しいけど(恥)
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作者名:奈緒 | 作成日時:2022年5月12日 7時