検索窓
今日:10 hit、昨日:12 hit、合計:5,348 hit

316 ページ1

学校は冬休みに入り、あれから奥村くんからメールが来た。

『ありがとうございます。一歩進みました。』

それって付き合うってことなのかな。

凄く気になる。

でも奥村くんはこれ以上、突っ込んでも話さないと思う。

ならいいもんね。

瞳ちゃんに聞くから。

部活もオフだよね?





私は瞳ちゃんと連絡先を交換していた。

教えてくれたのだから掛けてもいいよね?

私は瞳ちゃんに電話を掛けた。

瞳「もしもし、A先輩!」

A「急にごめんね。部活は休みだよね?」

瞳「はい。お正月が終わったら、直ぐに始まりますけど。」

A「でも早く学校が始まった方が嬉しいもんね。」

瞳「え、あ、はい。」

ん?

何かドギマギしてる?

まさか。

A「もしかして奥村くんと一緒?」

瞳「え、何で、あの。」

一歩どころじゃないじゃん。

凄い進展。

と思っていたら奥村くんが瞳ちゃんに変わって出た。

やっぱり。

奥村「A先輩。からかうつもりで電話してきたんですか?」

A「そんなつもりはなかったんだけど。それよりも奥村くんって意外にマメなんだね。」

奥村「俺1人だったら考えつきません。瀬戸に誘われて。」

A「瀬戸くんも居るの?」

奥村「はい。変わりましょうか?」

A「大丈夫。だってダブルデートでしょ?誤解招くといけないから。デート楽しんでね

って伝えておいてね。瀬戸くんの彼女さんにも。それから瞳ちゃんにもね。」

それだけ話し電話を切った。





何か青春って感じがしていいなぁ。

でも私も明日から一也とハワイだから。

初の海外旅行だ。

いよいよ明日、ハワイに向けて出発する。

317→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
19人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:奈緒 | 作成日時:2022年5月12日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。