クリスマス-1話 ページ34
「「「お疲れ様でした！」」」
(結構時間かかったな…)
今日は24日…
クリスマスイブだ。
ふと窓から外を眺めると、お昼と違って大勢の人で賑わっている。
辺りがいろんな色に照らされ、友達同士だったり、家族、カップルが楽しそうにしていた。
(ポッキーくん、何してるのかな…)
遡ること数日前＿＿
先輩「Aちゃーん！」
貴「はい！」
私のことを呼んだのは、密かに憧れている朱音(あかね)先輩だった。
朱音先輩は、スタイルが良くて人当たりもよく、意見はしっかり言う私とは正反対な人だ。
そして、とても可愛い。
後輩の私が言えることではないが、いつもしっかりしているが少し抜けているところが可愛くて、何よりも綺麗な髪が同性だがドキッとしてしまうことだってあるほどだ。
そんな朱音先輩が、私に頼みがあるらしく…
先輩「あのね、24日って予定空いてる？」
貴「24日…ですか…」
先輩「私、その時に出さないといけない資料があるんだけど…」
貴「だけど…？」
先輩「言いにくいんだけど、さ…その日彼氏とデート行く予定で…ちょうど3年記念なの」
(ど、どうしよう…
ほんとは私もポッキーくんと会う予定あるんだけど…でも、先輩が困ってるし…)
思い返してみると、ここ最近先輩がいろんな人のとこへ行ってはお願いします。と言っていたのを見たことがある。
もしかしたら、頼んでいたのはこの事なんじゃないかと思うと断ろうにも断るのに気が引けた。
私はその資料の内容を聞き、心の中で葛藤した末、先輩に代わって私がすることになった。
その日の夜、私はポッキーくんにこの事を伝えた。
残念そうにしていたけれど、
「誰かのために代わるAちゃんは偉いよ」
と、怒らずに許してくれた。
私は何度も謝り、電話を切った。
そして今日、お昼頃に資料を作り終わったので提出したのだが、少し会議に参加してほしいと言われ会議室に入った。
少しと言っていたものの、長時間に渡っての話になったため、空の色は会議をしている内にどんどん暗くなっていった。
会議が終わり、オフィスの方へ戻るとほとんど人気はなく、皆帰ってしまったようだ。
(今頃、皆は誰かと一緒なのかな…)
(それにしても疲れた…)
そんなことを思いながら帰る準備をしていると、携帯が鳴り始めた。
誰からだろうと画面を見ると、ポッキーくんからだった。
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水瀬 - 早く戻ってきてほしい…！こんなにドキドキした小説は初めてです！これからも応援してます。頑張ってください！ (2022年9月21日 0時) (
レス) @page46 id: eaeee8aaf7 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 見ていただきありがとうございます…！！今後も楽しんでもらえるよう頑張ります！！更新もなるべく頑張りますのでよろしくお願いします…(*^^*) (2018年12月24日 19時) (レス) id: b3b08f158d (このIDを非表示/違反報告)
ピコピコ - 最近見始めました！めっちゃドキドキしたすね…(*´-`)受験も大変かと思いますが、更新頑張ってください！！応援してます！！ (2018年12月2日 22時) (レス) id: 10e85dea62 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます！これからも頑張ります…！！ (2018年12月2日 14時) (レス) id: b3b08f158d (このIDを非表示/違反報告)
闇夜 - 毎日楽しく読ませていただいてます!ポッキーさんは一緒に洗わず待っててもらってからに一票?入れます!受験がんばって下さい! (2018年11月28日 18時) (レス) id: 78e5db2008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2018年5月6日 13時
