第15話［ポッキー目線］ ページ21
ポッキーside
(温泉か…)
(そういえば、去年はアシスタントを頼んで少ししてから行ったんだっけ…)
あの頃はお互い、まだ探り合っているようで少し距離があった。
でも、今回は付き合ってから初めての旅行。
(皆と行くから、旅行だけど遠足みたいな感じだけど…)
俺はソファに座り、ぼーっとしていると向こうからみやゆうさんがこちらへ来るのが見える。
だんだん足を軽くし、速度を上げながら向かって来る。
焦って避けようとしたがもう手遅れで、俺はみやゆうさんに捕まってしまった。
み「ねえ！俺も行っていいって！」
ポ「え？あ、そう？」
み「何、その反応…冷たくない？」
(冷たいっていうか、そんな事かって思ったからだよ…)
ポ「ま、よかったね」
み「うんうん！でさ、一緒の部屋で寝ようよ！」
ポ「え？いやいや、何言ってんの？」
み「何言ってんのって…同じ部屋がいいってことだよ」
(俺はAちゃんと同じ部屋がいいんだけど…察してよ…)
ポ「ごめん、それはできない」
み「なんで？」
ポ「なんでって…」
なかなか口を開かない俺に、みやゆうさんはどんどん近づいてくる。
きっと、あの答えを待っているんだろう。
(どうしよう…でもここで隠しててもだし、、、)
ポ「俺は、Aちゃんと同じ部屋がいい…」
み「ん？聞こえないなー」
(なんだよ、絶対聞こえてるくせに…)
ポ「だから、Aちゃんと同じ部屋がいいの！！」
ちょっとした怒りと、恥ずかしさが混ざり、思わず大きな声が出てしまった。
とっさに口を抑え、台所の方へ目をやったがこちらには気づかず洗い物を続けている。
しかし、俺の言葉に反応してしまった人たちがいた。
そ「ポキくん、ついに…」
ジョ「今の言葉、ちゃんと聞いたからな」
は「やっぱり…うん、そうですよね」
こちらへ振り向いたそらちぃさんとジョージさん、はじめさんが1人づつ言い始める。
ポ「いや、ちょっと待って！」
途端に恥ずかしくなり、3人の方へ飛びつくように体を動かした。
それから色々話をした後、予定を話し合うことになり、皆で集まって、旅行についての計画を立てていった。
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水瀬 - 早く戻ってきてほしい…！こんなにドキドキした小説は初めてです！これからも応援してます。頑張ってください！ (2022年9月21日 0時) (
レス) @page46 id: eaeee8aaf7 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 見ていただきありがとうございます…！！今後も楽しんでもらえるよう頑張ります！！更新もなるべく頑張りますのでよろしくお願いします…(*^^*) (2018年12月24日 19時) (レス) id: b3b08f158d (このIDを非表示/違反報告)
ピコピコ - 最近見始めました！めっちゃドキドキしたすね…(*´-`)受験も大変かと思いますが、更新頑張ってください！！応援してます！！ (2018年12月2日 22時) (レス) id: 10e85dea62 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます！これからも頑張ります…！！ (2018年12月2日 14時) (レス) id: b3b08f158d (このIDを非表示/違反報告)
闇夜 - 毎日楽しく読ませていただいてます!ポッキーさんは一緒に洗わず待っててもらってからに一票?入れます!受験がんばって下さい! (2018年11月28日 18時) (レス) id: 78e5db2008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2018年5月6日 13時
