第48話 ページ21
小屋を出た私たちの頭上に広がっていたのは、満天の星空だった。
A「わあ…星があんなにたくさん…!」
ポ「都会じゃ絶対見れない光景だね…」
山道は幸いにも明るい月の光に照らされて、足元はよく見える。
ポ「あのさ…」
A「ん…?」
ポ「僕が、雷苦手だってこと…誰にも言わないでほしいんだけど…」
A「うん、もちろん誰にも言わないよ」
ポ「じゃあ、二人の秘密だね」
(二人の…)
その言葉で思い出してしまうのは、膝枕をしていた時のポッキーくんの心地よい重みと、眠っていつ間、肩をずっと支えてくれていたポッキーくんの腕のぬくもりだ。
(うわ…思いだすだけで胸がドキドキしてきちゃうよ…)
ポ「…Aちゃん?もうしかして具合悪い…?」
A「違うの、大丈夫だから…!」
この胸のざわめきは、しばらく消えそうもなかった。
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カックン(プロフ) - 明けましておめでとうございます!今年も宜しくお願いします! (2018年1月2日 0時) (レス) id: 036c537a3c (このIDを非表示/違反報告)
ゆいこ(プロフ) - ありがとうございます!頑張ります!ポッキーさん、カッコいいですよねー! (2018年1月1日 22時) (レス) id: ee1cdb76e9 (このIDを非表示/違反報告)
retsuya-yuuta(プロフ) - 続きが気になります。ポッキーさんカッコいいですよね?このあとの展開がめちゃくちゃ気になります。俺ポッキーさんの実況好きなんで本当に楽しみです。更新頑張ってください (2018年1月1日 4時) (レス) id: f437c536c5 (このIDを非表示/違反報告)
カックン(プロフ) - 全然大丈夫ですよ!気長に待ちます。(- -) (2017年12月31日 20時) (レス) id: 036c537a3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チョコ | 作成日時:2017年11月2日 19時