□ ﾄﾅﾘの わんぱく王子 A ページ13
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ごく普通のJKの
ごく普通の帰り道。
「ねーねっ、ひーめ !」
「聞こえてるんでしょ?」
「こっち向いてよ姫ー !」
後ろから
ひょこひょこと付いてくる男。
そいつへ向けて
周りの女から黄色い歓声が飛ぶ
今日この頃。
「…ぅるっさいわ、相葉雅紀 !!」
「んもー、姫が反応しないからだよぉー」
私が怒ったって何を言ったって
へらへら へらへら。
何でこんなのがモテるんだか…
「ねぇ、今週の日曜日、
ﾊﾞｽｹの市大会あるじゃんね !」
こいつは、隣の高校の
ﾊﾞｽｹ部のｴｰｽ、相葉。
男ﾊﾞｽのﾏﾈｰｼﾞｬｰである私に
やたらとつきまとってくる。
「俺の事見ててよねー !!」
「いや、無理でしょ」
私は私の学校を応援しますよ。
あったりまえでしょうが !
「ｹﾁだなぁ、姫」
「黙れ相葉雅紀」
�爐覆鵑�ﾌﾙﾈｰﾑなのー(笑)��
そんな声を背でうけて
私は足を速めた。
何で私がこんな目に…っ !!
.
□ ﾄﾅﾘの わんぱく王子→←▲ ﾄﾅﾘの 氷王子 _fin.
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作者名：櫻木尚和 x他1人 | 作成日時：2012年10月22日 20時
