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■ ﾄﾅﾘの つんでれ王子 ページ2
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「しょー、じゃない」
「翔だもん」
「はいはい…、上がるよ?」
隣の家で幼馴染の翔。
毎朝起こしてくれるのは
ありがたいんだけど
少々問題あり。
「服着るのおっせぇな」
「うるさいなぁ…って、何で居んの !?」
翔は、ｿﾌｧに胡坐をかいて
こっちをじーっと見ていた
ちょっと !?
女の子が着替えてるんですけど !?
「ふぅん、足細いんだー」
なんて言いながら
ﾆﾔﾆﾔしやがるもんだから
「だぁーっ、出てけー !!」
勢いで言うと、
「出てってもいいけどさ
俺のﾁｬﾘがないと遅刻決定だよ」
「…」
翔は
いっつも私より
一枚上手。
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作者名：櫻木尚和 x他1人 | 作成日時：2012年10月22日 20時
