幸村妹の日常３

１４５話 ページ46

ﾘｮ「ターゲット、発見したっす！」



財前「よくやった！尾行開始やな！」



白石「財前が珍しくノリノリや」



宍戸「うわぁ…なんかドキドキするな」



柳「もうすぐトラップ地点に行きそうだな」




幸村「あ、A気づいたみたいだ」(ﾜｸﾜｸ


真田「楽しんでいるな…」




白石「トラップ１、重い荷物を運んでいるメイドさん」



財前「うーわーそういうのですか、絶対おもろいわ」



財前「部長ナイスっす」(ｸﾞｯ


白石「おん」(ｸﾞｯ









メイド「」(ｱｾｱｾ


『……』





不二「すれ違ったね」


宍戸「助けねーのか？」







『っ…(ｸﾙｯ』(ｽﾀｽﾀ



『あの、手伝います…余計なお世話かもしれないですけど…』









幸村「かーわーいーいー」(ｶｼｬ


財前「」(ｶｼｬ



不二「Aの顔真っ赤だね」


幸村「うん、A人見知りだし」



白石「え、嘘やん」


宍戸「いや、初対面の時一言二言しか話さなかったぜ」


白石「せやったわ…」




ﾘｮ「そういや前に、テニス部のコミュニケーション能力が高すぎるって言ってたのを聞いたっす」


柳「なるほど」



幸村「A学校で友達いるのかな…」


白石「えっ知らないん!?」



幸村「そういう事話さないし…心配だ」



柳「後で聞いてみるか」








メイド「あっありがとうございます!!」



『…別に良い筋トレになると思っただけです……筋肉つけろってうるさいくらいに言う人が数人いるので…』






宍戸「！」


真田「…」






『頑張らないと、言ってくれるのは…ありがたいので』





宍戸「なんか…泣きそう」


仁王「滅多に見せないデレぜよ」







メイド「(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」


『…』


メイド「あっすみません！つい…」



『いや、撫でられるの好きなので気にしないで下さい、まぁテニス部の人達には絶対言いませんが』


『内緒でお願いします』



メイド「はい！」





『(ｶｧｧ は、恥ずかしくなってきた…』(ﾎﾞｿｯ









幸村「っ…！ん！ん！」


不二「やばい」



仁王「音声取れないかのう」

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