to be continue.... ページ26
電子音が一人暮らしの部屋に響く
赤葦「今日で16年…か」
高層マンションが立ち並ぶ景色を眺めながら呟く
あれから16年…もちろん高校は卒業し、今は普通に会社勤めの日々を送っている
朝食とコーヒーを作るためにキッチンへ向かった
するとカウンターに置いてあった固定電話からさっきの目覚ましとはまた違う電子音がなった
赤葦「もしもし…ああ、月島おはよう」
月島『流石赤葦さんは既に起きてましたね』
赤葦「その言い方だと烏野の何人かは寝てたな」
月島『まあ幸い全員同じホテルみたいなんで遅刻はないと思うんですケドね』
赤葦「月島」
月島『？』
赤葦「結婚おめでとう」
月島『……もう二三時間したら嫌というほど聞かされるのにもう言いますか』
赤葦「昨日散々電話で相談させられたからね、雛さんに『本当に私なんかでいいんでしょうか…ああ、緊張します！！』って」
月島『……そうですか』
赤葦「月島も同じくらい緊張してるだろ？」
月島『さあ、どうでしょうね…赤葦さんも独身貴族貫いてないで探してあげたらどうです？』
赤葦「探してるよ、今日は無理っぽいけどね」
月島『それはすみませんね』
赤葦「まあ、そんな簡単に見つけられるとは思ってないけど」
月島『……そういうのフラグって言うんですけどね』
赤葦「は？」
月島『なんでもないですよ、それじゃあまた後で』
一方的に切られた会話を思い出しながら朝食作りに戻った
赤葦「……結婚…か」
そんな事、一度も考えた事が無かったな
スーツに着替え、マンションを出る
一人暮らしには勿体ない2LDKの部屋は1つ空部屋になっていて使われていない
赤葦「…猫でも飼うかな」
そう呟きながら歩きだそうとした
「猫でいいの？」
赤葦「え……」
ふわりとした茶髪のセミロング
特徴的な大きな瞳
そして梟谷の制服に、バボちゃんのストラップ
「迎えに行く、なんて言ってたのに来てくれないの？」
赤葦「……結局、約束果たせなかったな」
「いいの、別に。だってまた会えたから」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
意味不明すみませええええん！！
とりあえずまだ後日談や補正があるので終わりではないです！
終わり
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薬研@古橋 - 怖エエー！赤葦を助けたのは良いけど自〇しちゃって死んだけど知りたくないからそれをごまかして…見たいな感じであかーし死んじゃった…！？ (2016年1月7日 14時) (
レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
腐苺(プロフ) - 狼狐さん» コメありがとうございます！私も自分で作ってて怖くなってしまう時があります(^^; (2015年11月22日 18時) (レス) id: 4d5ebacb3c (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(プロフ) - すっごく面白いです！！何か読んでて怖くなってきた……明るい部屋にいてよかった〜 (2015年11月10日 19時) (レス) id: 2bb3a92db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：腐苺 | 作成日時：2015年1月16日 23時
