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赤葦「……うっ」
ここは……
赤葦「図書室……？」
ふんわりと柔らかな光を灯したカウンターのランプの下に、日直日誌が置いてあった
赤葦「…………『生きたかったんだ
新しい友達や部活で毎日が楽しい、そんな日々を
部活を一生懸命してへとへとになって帰ったら温かい作りたての夕飯と、帰りを待ってる家族
たまに勉強や恋愛の事とかで悩んで友達に相談したりして…
そんな何気ない日々でいい、生きたかったんだ
死んでわかったことが沢山あった
なんで皆はこんなにも１日を無駄に過ごしているんだろうって
それに自分の身体に傷をつけて『死にたい』なんて言う子もいる
そんな綺麗な身体をわざわざ傷つけて、何がしたいのかがわからない
私にはもう、二つの瞳で見つめることが出来ないのに
『ずるい』
なんで私はあの時助けたんだろう
…誰を助けたんだっけ？
それだけじゃない、自分の家族の顔や趣味まで思い出せない
私もこんな風に忘れられていくの？
そんなの嫌だ
私を忘れないで
もう独りは嫌だよ』……」
……なんで今まで平然と忘れていたんだろう
ずっと独りで寂しい思いをさせて
俺のせいで
図書室の扉を開け、暗い廊下を走り出した
今度は、絶対に忘れないから
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薬研@古橋 - 怖エエー！赤葦を助けたのは良いけど自〇しちゃって死んだけど知りたくないからそれをごまかして…見たいな感じであかーし死んじゃった…！？ (2016年1月7日 14時) (
レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
腐苺(プロフ) - 狼狐さん» コメありがとうございます！私も自分で作ってて怖くなってしまう時があります(^^; (2015年11月22日 18時) (レス) id: 4d5ebacb3c (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(プロフ) - すっごく面白いです！！何か読んでて怖くなってきた……明るい部屋にいてよかった〜 (2015年11月10日 19時) (レス) id: 2bb3a92db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：腐苺 | 作成日時：2015年1月16日 23時
