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この世に幽霊なんている訳ない。吸血鬼やドラゴンなんかも昔の人間が創り出した空想の生き物…そう信じて疑わなかった…
この世界に来るまでは…
月島「見たところ危ない感じはしないけど…」
ヒナ「そう…みたいですね…」
なんで僕がこんな眼帯セーラー服の痛い子と一緒にいるのか…
それは僕がこの世界に来てしまった瞬間まで遡る…
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月島「…何ここ？」
さっきまで日向達とゲームをしようとパソコンの前にいたのに…
どこかの学校…？
[1のA絶対優勝！]と書かれた黒板にはところどころ赤黒い液体が垂れていた
月島「ちゃちな演出…」
小1…の机にしては高すぎるから中学か高校かそのくらいか…
窓の向こう側は《黒》より暗い《闇》の様な空間が広がっていてホラー映画によく出てくるような光景だった
とりあえずこの教室を片っ端から調べてから出るか…
そう思いながら何気なく後ろの用具入れに手をかけた
「ひゃあ！」
と声を上げながら中から白いセーラー服を着た女子が僕の方に向かって倒れてきた
？「ゆ、許してくださぃ…何でもしますからあ！殺さないで下さぁい！」
月島「…何言ってるの？意味わかんないんだけど」
？「あ、あれ？触れる…もしかして生きてる人ですか！？」
白色の医療の眼帯を右目につけてる顔をきらめかせながら僕の顔を呼吸があたるくらい近づけた
赤色の瞳がジッと見つめてくる。血のように濃く深い赤色が僕を…吸い込むかのように…
ヒナ「あ！わ、私ヒナって言います…！気付いたら何故かここの隣の教室に居て…それで《アレ》を見てしまって…」
月島「アレって…？」
と、聞こうとした瞬間にいきなり地面が揺れだした
咄嗟に彼女の手をつかんで机の下に入り込む
余程怖いのかヒナは僕の胸に顔を埋めて震えていた
ヒナ「あ、アレが怒ってるんです…私のせいで…」
地震が収まると辺りはシンと静まり返った
その代わりに、この教室の雰囲気が冷たくなった気がした…
ﾟ･*:.｡..:*･ﾟ.:*･ﾟ
閲覧、お気に入り、コメントありがとうございます(｀；ω；´)＜嬉しくって涙が！
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薬研@古橋 - 怖エエー！赤葦を助けたのは良いけど自〇しちゃって死んだけど知りたくないからそれをごまかして…見たいな感じであかーし死んじゃった…！？ (2016年1月7日 14時) (
レス) id: 8007669735 (このIDを非表示/違反報告)
腐苺(プロフ) - 狼狐さん» コメありがとうございます！私も自分で作ってて怖くなってしまう時があります(^^; (2015年11月22日 18時) (レス) id: 4d5ebacb3c (このIDを非表示/違反報告)
狼狐(プロフ) - すっごく面白いです！！何か読んでて怖くなってきた……明るい部屋にいてよかった〜 (2015年11月10日 19時) (レス) id: 2bb3a92db8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：腐苺 | 作成日時：2015年1月16日 23時
