第十八話 ページ18
都心から少し離れた所にあるマンションに住み始めたのは10歳の時からだった
家族を事故で亡くし、親戚も誰も自分を引取りたがらない状態の葬式で、初めて孤独を知った
『甥って言ったって今日初めて会った子を引き取るのは…ちょっとねぇ…』
『こっちは娘を育てるので精一杯だからなぁ…』
『全く…弟はなんでこんな荷物を俺たちに押し付けたんだ』
『ちょっと！本人の目の前よ！』
『けっ、引き取りたくもないのに今更好感を持たれても困るしちょうどいいじゃねぇか』
初めて来た祖父の家は、とても綺麗で広いはずなのにそこは黒くてぐちゃぐちゃした大人の欲で塗れていた
そんな大人から離れて雪が積ってる庭の縁側に座った
「ねぇ僕、此処って赤葦さんのお宅だよね？」
庭の柵の向こうに綺麗な人が立ってた。その人も大人と同じ黒い服を着ていた
赤葦「うん、おじいちゃんの家だよ」
「おじいちゃん？て事は君が京治君？」
女の人は庭の裏口から入ってきて林檎みたいな頬に手を当てながら驚いてた
「私は道宮Aって言うの。貴方のおじいちゃんに色々とお世話になった事があるの」
『あら、道宮さんじゃない。どうしたの？こんな所に…やだ、その子に関わらない方が良いわよ。その子、弟の子だから』
「京治君ですよね？とてもいい子ですね」
そう言いながら頭を撫でてきた
その手は寒さで指先だけ冷たかったけれど、とても温かかった
この人はあの大人達と違う、そう思った
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天使のパンツ - めっちゃおもしろかったです！続きが気になります!更新頑張ってください(*^ω^*) (2015年11月1日 20時) (
レス) id: 986fa0c687 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 嶋田さん、かっこよすぎだよーーーーーーーーーーーーー)ｸﾞﾊｯ)吐き血 (2015年9月12日 21時) (レス) id: dbdf138a9b (このIDを非表示/違反報告)
腐苺(プロフ) - メグミンさん» みんな倒れていく！どうなってしまったんd((ﾊﾞﾀｯ (2015年1月17日 12時) (レス) id: 4d5ebacb3c (このIDを非表示/違反報告)
メグミン - 結婚式を見て発狂し倒れた人パート2→ｹｯｺﾝｼｷ!!ﾋｬｧｯﾊｰｰｰ!!ﾊﾞﾀﾘ (2015年1月17日 0時) (レス) id: 0f99414517 (このIDを非表示/違反報告)
腐苺(プロフ) - あすぱらさん» ｷﾞｬｱｱｱｱｱ!! (2015年1月16日 17時) (レス) id: 4d5ebacb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：腐苺 | 作成日時：2014年11月10日 21時
