恋2％ ページ4
〜回想続き〜
「・・・ごめん、む国「返事は今じゃなくていいから。」え？いや・・その・・・」
国「それじゃ」
国見は一方的に言い放ちこの場を去っていった。
「え〜・・・」
〜回想終了〜
あの日からずっと国見はこの調子なのである。
「はぁ・・・」
国「悩みなら聞くけど？」
「・・・・」
お前のせいだっつぅーのー！！
〜放課後なう〜
部活に行ったり、家に帰る準備をするクラスメイトを横目に私はあるところに向かった。
「こんにちはー」
そう、そこは青葉城西ソフトテニス部。
「あ！水戸―！」
そういって近寄ってきたのは二組の鈴木ひかり。
鈴「部庫いこー！」
「うんー」
四組の北川美歩から鍵をもらって部庫に向かった。
部庫からの帰り、ひかりは他の部員より多く荷物を持っていた。すると、
英「ひかり、持つよ？」
「あ、ありがと」
ひかりと同クラで男テニの鈴木英智がひかりの荷物を持つのを代わった。
大「もーラブラブだなぁ！」
四組の大森紗菜がひやかす。そう二人はカレカノなのである。
「あ、いこ！」
皆でコートに向かった。
〜部活終了〜
鈴「水戸ばいばーい！」
ひかりは英智と手をつないで帰った。
「じゃーね」
私も手を振り、第一体育館に向かった。今日は私の方が終わるのが早かったから、栞
のことを迎えに行った。
ガラガラ
バレー部は丁度部活が終わったらしい。バレー部もテニス部も強豪だから練習はどの部よりも
終わるのが遅い。今学校にいる生徒は私と、バレー部くらいだ。
「栞ー！帰るよー」
青「あ！A！今日はAの方が早かったね！」
「うん」
青「ちょっとまってて！今準備してくる！」
確かに男バレはイケメンばかりだ。イケメンに興味のない私でもわかる。
国「A〜」
お前はお呼びじゃないぞ、国見
「はいはい」
「ねぇ、くにみん。そのこ、誰？」
私は声のした方へ目線を向ける。
国「俺のかの「ちがいます」チッ」
栞が戻ってきた。
青「彼女は私の親友です！」
「へーねぇ、君名前は？」
「人の名前を聞くときは自分から名乗るのが礼儀だと思いますけど。」
「え？」
「？」
私は何か変なことでも言ったのか？
及「え・・？及川さんの事しらないの？」
知るか。初対面で知ってるわけないだろ。
「知りません」
「「ぶふぉｗｗｗｗｗｗ」」
え？
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作者名：子ねこ | 作成日時：2017年6月26日 20時
