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1発したところで、
腹減ったわぁ、
と言いながら
淳太はのそのそ起き上がって台所へ向かった。
ムードもへったくれもないな、おい。
黄「しゃあないやろ、体力使うと腹減るねん」
青「俺の心読むんやめてくれへん？」
黄「流星のことやったら何でもわかるよ」
青「…今のはちょっとときめいた」
黄「へいへい、2発目はやらんからな」
青「えー」
黄「えーちゃうわ、年中盛んなアホ」
情事直後の男2人が
真っ裸のまま台所に立って昼ごはんを作る姿は
傍から見ると変な光景なんやろうなぁ。
裸族の彼はそんなこと一切気にせず
背中を折ってコンロ下の棚を開け食材を漁る。
…目の前に綺麗な桃があるのって、
かなりそそられるんやけど…
黄「ひゃ、ぁんっ！？
ちょっ…おい何しとんねん！」
艶めかしく手を添えて吸い付くように唇を落とせば、
可愛らしい声と共に抗議が返ってくる。
青「やって美味しそうやねんもん」
黄「アホか！メシ作んねんメシ！」
青「いやあの、手ぇ出しといてなんやけど、
メシ作るんなら服着ーひん？
こんなん見せられたら集中できひんわ」
黄「えー…めんどくさい奴やなぁ…」
そっちの方がズレてるんやぞ、
のツッコミは飲み込んでおいて、
とりあえず2人とも服を着にリビングへ戻る。
黄「やっちょ、おい！次はやらんって、んっ…」
かすかに汗でしっとりした髪をかきあげながら
上裸でズボンを履く姿がなかなか扇情的で。
横から胸の突起に手をかけ、
こちらに向いた顔を捕まえて唇を繋いだ。
黄「、は、も……ダメやって、」
青「シよ？」
黄「っ、……んあぁもう、ほんまずるいわその顔！」
真っ直ぐ見つめると揺らぐ瞳。
少ししてでかい声を上げた淳太は、
観念したかのようにため息をついた。
青「俺の昼ご飯は淳太ってことで」
黄「今日の流星ずっとド変態やな」
青「淳太のせいや」
黄「なんでやねん…」
軽口を叩き合いながら淳太のズボンを脱がせ
ラグにそっと淳太を押し倒す。
服着た意味なんやってん、と言う淳太の首筋に
俺は笑いながら柔く歯を立てた。
〜・〜・〜
結局その後そこそこ盛り上がった俺たちは
2人して疲れて眠ってしまい、
目を覚ました頃には
一般的な昼の時間はとうに過ぎてしまっていた。
黄「あーもう、
せっかくの休みなのになーんもしとらん」
青「愛を確かめ合ったやん笑」
黄「アホ。
さすがに腹減ったわ、なんか食お」
青「やから服着ろって」
黄「へーへー」
青「やっぱ淳太もたいがいやぞ笑」
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ムイ(プロフ) - 素敵なお話ですね！無理言ってごめんなさい。ありがとうございました！ (2021年10月1日 16時) (
レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - ありがとうございます。改めてリクエストお願いします。休日に洗濯をしていた黄さんが、ベットのシーツを花嫁のベールに見立てて、二人だけの結婚式をしているところが見たいです。ぜひ秋さんの文章で拝見したいと思いまして…笑よろしくお願いします (2021年8月19日 23時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - リクエストまだ受け付けてますか？ (2021年7月29日 20時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
すずでぃ(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました！すごく好きで何回も読み返してます。これからも楽しみにしてます！ (2021年5月21日 6時) (レス) id: 9276d739d1 (このIDを非表示/違反報告)
とんとん(プロフ) - 秋さんの描く青黄の世界観が大好きです！ふたりの世界観がふっと浮かぶようで甘々な2人も裏ありも何度も何度も読み返してしまいます！どれだけ求め合っても足りないふたりと愛の紡ぎ方が愛おしいですね...!!これからも楽しみにしています。 (2021年5月21日 0時) (レス) id: fcef770958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2021年4月19日 17時
