＊真っ白に誓う ページ34
[青side]
今日は久しぶりに2人とも1日オフ。
だからといって出かけられる状況でもないので、
家でのんびりまったりイチャつくことにした。
黄「藤井さーん、邪魔するならどいてくれます？」
青「嫌でーす」
黄「じゃあ手伝ってくださーい」
青「嫌でーす笑」
黄「おい笑」
今は2人で使ってるベッドのシーツを
淳太がベランダに干しています。
ん、俺？
俺はねぇ、淳太を後ろから抱きしめてる笑
黄「はい、終わりっと。ほれ、戻るぞ」
青「このまま行こ」
黄「あーもうでっかい赤ん坊やわぁ笑」
淳太に巻きついたまま2人で部屋の中に戻る。
はぁ疲れたぁ！と大げさに言いながら
淳太は俺の手から離れてソファに沈み込んだ。
ちらりとベランダに目をやれば、
まぁきれいかな…？って感じのシーツ。
逆にしわになりそうな気もするけど……
黄「文句あるなら自分でなおせよ」
青「んえ、何でバレたん？！笑」
黄「目でわかるわそんなもん」
青「えー…笑」
淳太はソファにうつ伏せになってこちらを見上げ、
ケラケラと楽しそうに笑う。
俺は淳太の頭をわしわし撫でた後
ベランダに出てシーツに手をかけた。
ふわりと香る柔軟剤の匂いは、
いつも淳太からする匂いと同じ。
もしかしたら俺も同じ匂いなんかな。
てかこのシーツに俺と淳太の匂い染み付いてんのか。
……どことなーく残ってるような……
うわヤバいな俺、変態やん笑
黄「きれいなった？」
青「おん。
てか出来てない自覚あるなら自分でやれや笑」
黄「ふふ笑 流星がやりたそうやったから？笑」
青「なんやそれ笑」
シーツをなおして部屋に入ると、
淳太はそう言いながらふわふわと柔らかく微笑む。
俺は淳太の腰付近に腰かけた。
黄「ありがと」
青「おん」
黄「、は？何しとん」
青「んー？ふふ」
Tシャツの裾から腰に指を這わせると
淳太は携帯から顔を上げてこちらを向く。
そのままキスを落とせば
くすぐったそうに身を捩った。
黄「ちょ、えぇ？まだ朝やで？笑」
青「やって、シーツ見てたら
そんな気分なってもうてんもん」
黄「はぁ？なんで？」
青「シーツって多分さ、
俺らがしてる時の匂い染み付いてるやん？」
黄「……ド変態やな」
青「俺も思った笑」
黄「ったくもー…」
淳太はゆっくり起き上がると
俺の隣に降りてぎゅっと抱きついてきた。
黄「シーツなおしてくれたお礼。
…今日だけ、付き合ったげる」
珍しくノリ気な淳太へ、
俺は深くとろけるようなキスを贈った。
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ムイ(プロフ) - 素敵なお話ですね！無理言ってごめんなさい。ありがとうございました！ (2021年10月1日 16時) (
レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - ありがとうございます。改めてリクエストお願いします。休日に洗濯をしていた黄さんが、ベットのシーツを花嫁のベールに見立てて、二人だけの結婚式をしているところが見たいです。ぜひ秋さんの文章で拝見したいと思いまして…笑よろしくお願いします (2021年8月19日 23時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - リクエストまだ受け付けてますか？ (2021年7月29日 20時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
すずでぃ(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました！すごく好きで何回も読み返してます。これからも楽しみにしてます！ (2021年5月21日 6時) (レス) id: 9276d739d1 (このIDを非表示/違反報告)
とんとん(プロフ) - 秋さんの描く青黄の世界観が大好きです！ふたりの世界観がふっと浮かぶようで甘々な2人も裏ありも何度も何度も読み返してしまいます！どれだけ求め合っても足りないふたりと愛の紡ぎ方が愛おしいですね...!!これからも楽しみにしています。 (2021年5月21日 0時) (レス) id: fcef770958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2021年4月19日 17時
