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黄「やからほら、
とりあえず起き上がらん？」
青「え、いやや」
黄「なんでやねん」
青「このままシたい」
黄「ドアホ！
午後は俺もお前も仕事やろ！」
青「そーやけどー…」
黄「あーもー、ったく！」
唇を尖らせてぶーぶー言う俺へ、
淳太はきゅっと抱きついて頬にキスをくれた。
黄「仕事終わって帰ってきたら、したげるから。
やから今は我慢してよ。…りゅう」
うるんだ上目遣いで甘い発音をする淳太は、
言い終わってから恥ずかしそうに顔を伏せる。
青「…絶対やで。絶対やからな！」
黄「わーかったってもう！年中盛りやがって！」
ヤバ、あまりの可愛さに一瞬時止まってもうたわ。
俺は大声をあげながらゆっくり起き上がり、
一緒に体を起こす淳太を強く抱き寄せた。
それから2人でだらだらテレビを見たり、
のんびり話したり、たまにちゅーしたり、
そんで怒られたりしていたら、
いつの間にか昼ご飯の時間になっていた。
黄「あー、もうそろそろメシ食わなあかんな…
どーする？なんかデリバリー頼む？」
青「んー…俺なんか作ろか？
チャーハンくらいならパッとできるんちゃう」
黄「お、じゃあお願いしよかな」
ついでにさ、と言って淳太がリクエストしてきた
キムチチャーハンをパパッと作り、
2人で食卓に着いた。
黄「いただきまーす、
…ん、んまい！めちゃくちゃ美味しいわ！」
青「ほんま？…あ、ほんまや、うま」
黄「ふふ笑 ありがとぉな」
青「んーん、ええよ〜」
のんびり食べ終えた後
流星作ってくれたから俺が洗いもんするわ、
と言って淳太が台所に立った。
俺にとっては何度も見た事のある景色やけど、
俺以外はあんまり見た事のない景色。
黄「、ふふ、なーに」
それがすごく愛おしくなって、
後ろからぎゅうと抱きしめた。
青「んー…ええ匂い」
黄「ゃん、もおっ！今俺洗いもんしてるんやけど！」
甘い香りが漂ううなじをちゅっと吸えば、
可愛い反応と共に真っ赤な顔で睨みつけられる。
青「んふ、幸せやわぁ」
黄「俺邪魔されただけやぞ」
ったく、と軽くため息をつき、
淳太はそのまま手早く洗い物を片付ける。
食器を棚になおすと、
くるりと俺に向き直して抱きしめ返してきた。
青「、へっ」
黄「…ふふ、お返しっ」
あざとく笑った淳太は、
俺の頬に音を立ててキスをして去っていく。
青「…ほんま、幸せやわぁ」
恥ずかしそうに部屋へ駆けていく
可愛い恋人を眺めながら、
ぽかぽかと暖かな日差しに俺は頬を緩めた。
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ムイ(プロフ) - 素敵なお話ですね！無理言ってごめんなさい。ありがとうございました！ (2021年10月1日 16時) (
レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - ありがとうございます。改めてリクエストお願いします。休日に洗濯をしていた黄さんが、ベットのシーツを花嫁のベールに見立てて、二人だけの結婚式をしているところが見たいです。ぜひ秋さんの文章で拝見したいと思いまして…笑よろしくお願いします (2021年8月19日 23時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - リクエストまだ受け付けてますか？ (2021年7月29日 20時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
すずでぃ(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました！すごく好きで何回も読み返してます。これからも楽しみにしてます！ (2021年5月21日 6時) (レス) id: 9276d739d1 (このIDを非表示/違反報告)
とんとん(プロフ) - 秋さんの描く青黄の世界観が大好きです！ふたりの世界観がふっと浮かぶようで甘々な2人も裏ありも何度も何度も読み返してしまいます！どれだけ求め合っても足りないふたりと愛の紡ぎ方が愛おしいですね...!!これからも楽しみにしています。 (2021年5月21日 0時) (レス) id: fcef770958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2021年4月19日 17時
