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翌日も、別の雑誌の撮影。
今日は立ち位置もペアも
フリーだったので、
昨日アホに言われた通り、
俺は流星から少し距離を取っていた。
流星から絡まれなさそうかつ
しげに近づくのは癪なので、
間をとって照史の隣に座る。
橙「淳太くぅ〜ん」
黄「なんやねん、重いわ！笑」
犬っころみたいに笑う照史と絡んでいて、
ふと気付いたら隣に流星がいた。
いつの間に。
みんなが自由に動き出したところで
俺もそっと離れると、
先回りをするように流星は俺の近くにいた。
…そういや俺、
流星にしげの話してないな。
無意識的に近くにいるんやとしたら、
1回話しとかなあかんわ。
ちょうどペア撮影が始まったので、
俺は1度楽屋に戻った。
案の定ついてきた流星と共に。
〜・〜・〜
楽屋に入れば、流星はまっすぐソファに沈み込む。
そのまま寝そうやったので隣に座って声をかけると、綺麗な顔がこちらに向いた。
青「なーに？一緒に寝る？」
黄「寝ません笑 てかまだ朝やろ笑」
緩く抱きしめてくる腕を下ろして、
話あるから聞いて、と言う。
黄「なんかな、最近俺ら撮影の時に
距離近いこと多いみたいやねん。
やからちょっと離れた方がええかも」
青「…なんで？」
黄「あんまり近づくとバレるかもしらんやろ？」
青「…淳太はそう思うん？」
黄「え？まぁ…バレる可能性あるなら
気を付けた方がええと思ってるけど」
青「…淳太が自分でそう思ったん？」
さっきから何が言いたいんやこいつ。
黄「…思った、ってか、
しげに言われたのがきっかけやけ、ん！？」
話している途中でいきなり流星に顎を掴まれ、
強引に唇を塞がれる。
黄「っ…は、ちょっと！？
話の途中やねんけど！！」
青「他の男の名前出さんといて」
黄「は？え、しげ…のこと？
他の男、って、メンバーやん」
青「そーゆーことちゃうの。
てかやっぱ、自分では気付いてくれんかってんな〜」
流星は大きくため息をつきながら
俺に半ばのしかかるような体勢で抱きついてくる。
黄「…話が見えん。分かるように話せ」
青「やからぁ、
…わざとやっててんけど」
黄「は？わざと？」
青「おん。立ち位置フリーの時、
わざと淳太の近くに行っててん」
黄「なんで？」
青「…そんな怒らんといてや」
段々イラついてきて声に冷たさが宿る俺に、
流星はしょぼくれた子どものような声色で話しながら
体を起こして正面から向き合った。
青「…こいつ、俺のやぞ。
っていうアピール、かな」
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ムイ(プロフ) - 素敵なお話ですね！無理言ってごめんなさい。ありがとうございました！ (2021年10月1日 16時) (
レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - ありがとうございます。改めてリクエストお願いします。休日に洗濯をしていた黄さんが、ベットのシーツを花嫁のベールに見立てて、二人だけの結婚式をしているところが見たいです。ぜひ秋さんの文章で拝見したいと思いまして…笑よろしくお願いします (2021年8月19日 23時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - リクエストまだ受け付けてますか？ (2021年7月29日 20時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
すずでぃ(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました！すごく好きで何回も読み返してます。これからも楽しみにしてます！ (2021年5月21日 6時) (レス) id: 9276d739d1 (このIDを非表示/違反報告)
とんとん(プロフ) - 秋さんの描く青黄の世界観が大好きです！ふたりの世界観がふっと浮かぶようで甘々な2人も裏ありも何度も何度も読み返してしまいます！どれだけ求め合っても足りないふたりと愛の紡ぎ方が愛おしいですね...!!これからも楽しみにしています。 (2021年5月21日 0時) (レス) id: fcef770958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2021年4月19日 17時
