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翌日は全員での仕事。
相変わらず騒がしい楽屋に
最後にやってきたのは俺で、
とにかくこの恥ずかしい行為と感情を悟られぬよう、
いつも通り振る舞おうと気合いを入れた。
…だったのに。
黄「流星、おはよ」
青「っ、お、おはよっ」
黄「、え？」
ソファに座っていた流星に声をかけると、
パッとはまちゃんの方へ行ってしまった。
なんや今の。明らかに避けられたぞ。
俺が流星を避けるなら分かるけど…
え、俺流星になんかしたっけ？
モヤモヤしたままスタッフさんが呼びに来て、
みんなでスタジオへと向かった。
仕事中もどこか様子がおかしい。
さっきほどあからさまでないにしても、
上手く俺をかわしている。
そして、それはどうやら
他のメンバーにも伝わっているようだった。
緑「淳太、流星となんかあったん？」
1本目の収録を終えて楽屋に戻ってくると、
神ちゃんが声をかけてきた。
赤「あー、なんか避けてたっぽいもんなぁ」
しげも椅子の背もたれに手をかけながらそう言う。
黄「…やっぱそう思う？」
緑「うん。…ん？なんかあったんじゃないの？」
黄「んー…俺もよぉわからんねん。
なんか今日来たらいきなりあんな感じで」
緑「えー、何それ！昨日は普通やったん？」
黄「いや、昨日は会ってへん。
てか最近個人仕事が忙しかったから、
会うん3日ぶりくらいやねんな」
緑「マジで？連絡は？」
黄「それは取ってたよ。昨日は…朝だけやけど」
赤「アレちゃう、アイツ、浮気してんちゃうの」
黄「…そう、なんかなぁ」
ニヤニヤと笑うしげにポツリと返してうつむくと、
しげはバタバタと慌てて俺の顔を覗き込んできた。
赤「ちゃう、ちゃう！待って！
そんなガチでへこむなって、冗談や！！」
緑「もーしげぇー」
赤「ごめんって、流星に限って絶対ないから！！」
黄「…ふは、大丈夫、分かってるよ
そんな謝らんでええって」
俺の肩を掴んで力強く言い放つしげに、
安心感とおかしさで笑いが込み上げる。
そんな俺を見て、しげは少しほっとしたようだった。
それでも、違和感はまだなくなったわけではない。
緑「じゅーんた」
黄「む」
緑「ふふ。忘れてへん？前に自分が言ったこと」
隣に座っていた神ちゃんが、
俺の頬を人差し指でぷにっと押す。
優しく微笑んで真っ直ぐな視線をこちらに向けた。
緑「たまには素直にならな、何も変わらんやろ？」
黄「…おん。せやな」
ありがとう、と笑顔の2人に伝え、
俺は楽屋を飛び出した。
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ムイ(プロフ) - 素敵なお話ですね！無理言ってごめんなさい。ありがとうございました！ (2021年10月1日 16時) (
レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - ありがとうございます。改めてリクエストお願いします。休日に洗濯をしていた黄さんが、ベットのシーツを花嫁のベールに見立てて、二人だけの結婚式をしているところが見たいです。ぜひ秋さんの文章で拝見したいと思いまして…笑よろしくお願いします (2021年8月19日 23時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - リクエストまだ受け付けてますか？ (2021年7月29日 20時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
すずでぃ(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました！すごく好きで何回も読み返してます。これからも楽しみにしてます！ (2021年5月21日 6時) (レス) id: 9276d739d1 (このIDを非表示/違反報告)
とんとん(プロフ) - 秋さんの描く青黄の世界観が大好きです！ふたりの世界観がふっと浮かぶようで甘々な2人も裏ありも何度も何度も読み返してしまいます！どれだけ求め合っても足りないふたりと愛の紡ぎ方が愛おしいですね...!!これからも楽しみにしています。 (2021年5月21日 0時) (レス) id: fcef770958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2021年4月19日 17時
