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結論から言おう。
めっちゃくちゃおもろかった！！
青「声でかいって笑」
黄「やってめっちゃおもろかってんもん！
うわー凄かったわ〜、
こんな映画にメンバーが出演してるなんて
誇らしすぎるわ〜、ほんまよくやったで流星！」
青「わーかったわかった笑」
俺が興奮気味に言うと、
流星は眉を下げながら手を上げた。
青「分かったから、これ、離して？笑」
黄「、あ、ごめん」
やば、忘れとった。もう明るくなってるんやったわ。
俺は繋いでいた手をパッと離す。
アホやなぁ、と流星は嬉しそうに笑った。
観ている間、
ほんまは距離をとって座らなあかんねんけど。
流星とケンカしたきっかけが
共演者と仲良くしてることやったから、
ちょっとだけ気になってもうて…
やから、1番後ろの列に1つ空けて座って、
始まる直前の暗くなった隙に
こっそり隣の席に移動してん。
そしたら、流星は全部分かってたみたいで、
手を恋人繋ぎしてきた。
恥ずかったけど、
でもそれ以上になんだか嬉しくて、
俺はその手にほんの少しだけ力を強めて握り返した。
…なんてことがあったのを思い出して、
1人勝手に頬を赤くする。
まぁマスクつけてるからバレへんよな。
「…〜で…、あ、藤井さん！」
青「あ、どうも〜」
流星はスタッフさんや共演者の方の所へ向かう。
離れとこうかとも思ったけど、
流星が目で行くなよと言ってくるし、
先程車で俺の胸を高鳴らせてきた言葉が蘇るので、
俺は少しだけ気を遣って
ななめ後ろあたりにひっそりとくっついていた。
青「あ、こちらうちの中間です」
楽しく会話を交わしていた流星は、
ちらりと目線を動かしたスタッフさんに
紹介するように俺に手を向ける。
黄「どうも、中間淳太です。
うちの藤井がお世話になってます」
映画の感想をいくつか述べて
盛り上がっていると、
一瞬途切れた所で相手はふはっと笑った。
青「？どないしました？」
「いや、さっきさ、紹介してくれた時、
お互いに「うちの」って言ってたでしょ？
そりゃ同じグループなんだもん、当然なんだけど。
でもなんか、「うちの」って言い方が
特別感すごくって。
カップルとか夫婦みたいな感じしちゃったんだよ」
「あー分かります、俺のです感ありました笑」
「確かに、来た時からずっと一緒にいますもんね」
…なんか、盛り上がり始めたんですが。
青「んはは、そんなつもりないんすけどねぇ笑」
俺が愛想笑いしていると、
流星は上手く別の話題へすり替えていった。
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ムイ(プロフ) - 素敵なお話ですね！無理言ってごめんなさい。ありがとうございました！ (2021年10月1日 16時) (
レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - ありがとうございます。改めてリクエストお願いします。休日に洗濯をしていた黄さんが、ベットのシーツを花嫁のベールに見立てて、二人だけの結婚式をしているところが見たいです。ぜひ秋さんの文章で拝見したいと思いまして…笑よろしくお願いします (2021年8月19日 23時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
ムイ(プロフ) - リクエストまだ受け付けてますか？ (2021年7月29日 20時) (レス) id: b618e4d071 (このIDを非表示/違反報告)
すずでぃ(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました！すごく好きで何回も読み返してます。これからも楽しみにしてます！ (2021年5月21日 6時) (レス) id: 9276d739d1 (このIDを非表示/違反報告)
とんとん(プロフ) - 秋さんの描く青黄の世界観が大好きです！ふたりの世界観がふっと浮かぶようで甘々な2人も裏ありも何度も何度も読み返してしまいます！どれだけ求め合っても足りないふたりと愛の紡ぎ方が愛おしいですね...!!これからも楽しみにしています。 (2021年5月21日 0時) (レス) id: fcef770958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2021年4月19日 17時
