昼下がり ページ49
[青side]
今日はオフやから、いつものように昼まで寝ていた。
まだ寝ててもええけど、腹減ったから台所へ向かう。
すると。
黄「、おー、やっと起きた笑
おはよ、流星」
淳太が鍋の前に立ってふわふわと微笑んでいた。
青「…あれ？なんでおんの？
午前は打ち合わせなんちゃうかったっけ」
黄「うん、それがな、スタッフさんに
体調不良の方出ちゃったみたいで。
こんな時期やし、念の為延期でってことになってん」
青「ふーん…」
黄「まぁ収録の方はあるから、
もうちょいしたら出るけどな…
んもぉ、なーに？笑」
淳太を後ろから抱きしめると、
柔らかい声で笑った。
青「かわええなぁ」
黄「まだ寝ぼけとんなお前笑」
青「おん」
黄「認めんのかい！笑」
ケラケラと笑う淳太の首元に顔を埋める。
淳太はくすぐったそうに身をよじった。
黄「こーら、ご飯作られへんやろ？笑」
青「何作ってんの？」
黄「ラーメン」
青「大丈夫？」
黄「なんやそれ！
麺茹でるくらいできるわ！」
青「ふふ、そらそーか笑」
黄「ったく…笑
てかお前もなんか食べぇな、
俺自分の分しか作ってへんから自分で用意しぃや」
青「んー…メシより淳太が食べたい」
黄「アホ」
半分冗談、半分本気で言うと
光の速度で頭をはたかれた。
青「反応はっや笑」
黄「何わろとんねん！笑
この後仕事や言うたやろ、だーめ」
青「んえー…じゃあはよ帰ってきてや？
それまで待っとくから」
黄「……」
黙ってしまった淳太の首に額をこすりつけていると、
黄「…ご飯、ちゃんと食べるんならな」
小さな声が降ってきた。
パッと顔を上げると、
鍋の方を向いて恥ずかしそうに顔を赤らめている。
青「…ふへ、わかった」
なんだかんだ言って俺に甘い、可愛いひと。
顎に手を添えてこちらを向かせ軽くキスしたら、
危ないやろ！とまた頭をはたかれる。
それにヘラヘラ笑い返すと、
淳太もまた、ふはっと笑った。
そうして2人でご飯を食べて、
おだやかな時間を過ごした、幸せなお昼のこと。
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のじ(プロフ) - 嫉妬上書きをリクエストさせていただいたものです。主様最高すぎてほんとに幸せです…。先程から沢山繰り返し読ませていただいております。本当にありがとうございます。 (2021年4月11日 13時) (
レス) id: deef1697f5 (このIDを非表示/違反報告)
すずでぃ(プロフ) - 甘えたな黄と甘やかす青のお話リクエストした者です。すごく可愛い黄が見れて最高でした！ありがとうございます！！ (2021年4月11日 9時) (レス) id: 9276d739d1 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - ↓文字数の関係上伝わりにくくてすみません。この3人が本当の家族のように見えたので、自分たちに子供が出来たらこんな感じかなあと懐古するその後の2人、またその場でのイチャイチャなどを書いていただけると嬉しいです。 (2021年4月2日 13時) (レス) id: 4d1b0c89ed (このIDを非表示/違反報告)
猫 - いつも楽しく拝見しております。リクエストなのですが、Paravi版パパジャニWESTを見たことがありましたら、冬キャンプ回で青くんと黄色くんと3兄妹の末っ子ちゃんが3人で仲良く雪だるまを作るシーンがあるので、その後「俺らに子供が出来たら〜」と話す2人が見たいです (2021年4月2日 13時) (レス) id: 4d1b0c89ed (このIDを非表示/違反報告)
じ ゅ が 。(プロフ) - 酔いが回って甘えん坊になった黄さんが… をリクエストしたものです！最高過ぎましたぁぁ…！！！ 有難う御座いました！ (2021年3月31日 9時) (レス) id: 2da2fede4d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2021年1月15日 9時
