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『ふぁ〜』




今日も変わらない一日の始まり。




『めんどいわ〜』




そう歩いていると後ろから背中を押された。




神「しげ、おっはよ!!」




こいつは神山智洋。俺の相方。小学生の頃からの仲。




『神ちゃん、力入れ過ぎやって』





神「ごめんごめん(笑)」





あ、俺は重岡大毅。明成学園高校に通う高2。
部活はサッカー部。





神ちゃんと2人で話しながら登校していると、前の方が騒がしくなった。





神「あ、やっぱりAや!」





『ほんまやなー』





俺らの前に群がる女子の中心には、長い髪をポニーテールにくくりあげ、長身の女子がいる。





神「やっぱAは人気やなー」





AA。女子から人気のある俺と神ちゃんのクラスメート。男子とも仲がいい。





運動も勉強も出来る。しかも、誰にでも優しい。





だから、Aを狙っている男子は多い。






先輩、後輩からも好かれてるしな。





神ちゃんがAの方へ走っていった。





神「Aおはよー!」






「あ、神ちゃん!おはよー」






Aは神ちゃんに微笑んだ。






「あ、重岡!おはよー」






Aは俺に気づいて、神ちゃんと同じように微笑んだ。







『おはよ』






すると後ろから声がした。

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作者名:ふじのなお。 | 作成日時:2015年2月24日 12時

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