赤緑の花束_2

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緑side



付き合ってる時、特有の甘さとかあるやろ？
それを体験してみたい、

なんせもし先輩と付き合うなら初めての彼氏やもん

先輩、経験いっぱいやろうからこんなこと絶対言えへんけど




言葉足らずの俺の言葉を優しい目をして聞いててくれる
やっぱりこのギャップは心臓に悪い



緑｢今は、先輩のことが好き……です
先のことは分からんけど、今、大好き｣


赤｢……っ、｣


緑｢これが返事じゃあかん、？｣



答えになってない返事を返すと先輩に静かに抱き寄せられた



赤｢あかんくない、、十分や｣



先輩とはこの距離で話すのは初めて、
やからもう心臓がぎゅんってなってしんどい…笑


赤｢今まで酷い態度とってごめん、
大好きやで……神、ちゃん｣





.
赤side






緑｢っ〜！神ちゃん！？｣



そう言いつつ神山は俺を引き離す



赤｢俺もみんなと同じように呼びたい、あかん？｣


あかんくはないけど、、とかなんかごにょごにょ言って体縮こませてる神山が可愛くてしゃーない笑



緑｢え、えよ…？｣



上目遣いでそうやって
殺しにかかってくる愛しの子



緑｢先輩は？…なんて呼べばいいですか、、？｣


赤｢あ〜、そうね、、｣



しげ？
みんなと同じやな、、もっと違う……
でもそんなん他で呼ばれること、、



緑｢大毅｣


赤｢え、｣



この子、下の名前知ってたん！？



赤｢っ、それがいい！！｣




.





緑｢大毅、シャンプーとか使っちゃいました｣



名前で呼ばれてんのに敬語とか…笑
距離が近いんかどうか分からん


でも神ちゃんのそういうとこ…急にタメになるとことか意外と好きやから指摘はしない



緑｢あの、大毅？｣


赤｢どーした？｣


緑｢どこで寝ればいい？？｣


赤｢一緒にベット行こ｣



急なお泊まりやからなんも持って来てへん
って騒いでたのに

髪綺麗やし肌すべすべやし
ほんまに同じの使った？



手を引いて寝室へ。



緑｢もう寝んの？｣


さっきからはてないっぱいな神ちゃん
ここで流星とかやったら
少しイチャイチャしよ、って言えんのかな



赤｢ベットでゆっくりしたい｣



緑｢ごめんなさい、疲れてる時に来ちゃって｣



ほら違う感じに転換されてしまった



.

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