赤緑の花束_2

あの子の隣 ページ1

＜学生設定＞



赤side





赤｢神山くん、ごめ、ノート貸してくれへん……？｣


緑｢あ、うん。｣


赤｢ありがとう！ほんま、感謝！！｣



.



赤｢次の授業って現社？｣


緑｢うん、せやで｣


赤｢おっけ、了解｣




.




赤｢明日って提出物無さげ？｣


緑｢うん。｣


赤｢そっか……ごめん明日休むからさ、明後日の時間割送って欲しいんやけど、、連絡先交換しない、？｣


緑｢ん、、分かった、、
今、起動させるから待ってて、｣


赤｢えっ！ほんま……ありがとう！｣




.



神山くんお疲れ様です。
明日は時間割通りだそうです。
'提出物はいつもの週課題だけ



'おつかれ!
本当にありがとう!めっちゃ助かった!



.




桃｢…残念ながら｣


赤｢やっぱり……？｣


既読で終わっているトーク画面を見つつ
小瀧に話を聞いてもらってる。

少しの油断で神山くんの元々登録してあった"ともひろ"から
"神山くん"に変えてしまったのはバレてないんかな、、



桃｢脈ナシです、これは｣


赤｢……どっちかって言うと面倒くさそうな感じ、、
出てるよな、、｣



昨日の夜のメール。
めっちゃ嬉しかったけど、、ってか連絡先交換出来ただけでめっちゃ嬉しかったのに、、


きっと神山くんにはただの隣の席の人ってだけな認識やろ？



桃｢俺、神ちゃんに喋ってみる？｣


赤｢知り合いなん？｣


桃｢同中やもん。流星もやで｣


赤｢え、流星って藤井くん、、？｣



同じクラスなのに喋ってんの見たことないで、
その2人、、
しかも藤井流星ってイケメンよな、、


うわー、もう無理やん、俺……
考えるだけで絵になるもん




桃｢ちょっと、、その、言いづらいけど、、無理そうやな
神ちゃん、難しいし、、｣


赤｢……まぁ、、ぼちぼちな、、｣



諦めるのは嫌やけど、、
席替えしてまだ１ヶ月も経ってないしまだ変わらんし、

ここで気まづくなるのもな、


辞めるなら今。

諦めるなら今……



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