引っ越し ページ7
「早く乗れよ」
結構な時間がかかって荷物を運び終えてやっとトラックに乗り込むけど本当にユンギが運転出来るのか心配だわ。
『左脚！ブレーキ踏めるのそれ！』
「いや、痛てぇけど多分大丈夫だな」
『多分って爺さん！命かかってんのー！』
「爺爺うるせぇ婆がよ」
『ちょ、あんたっ｢ハイハイ出発すんぞ｣
運転してるユンギは言いたくないけどかっこよかった。ハンドル握る手もそれなりに綺麗だし横顔もそれなりに悪くは無い。
「ジロジロ見るな変態、ふっ、」
『誰が変態じゃ！マジムカつく居候！』
「居候は今日で終了だかんな。」
『くそ、元居候め！笑』
ん.....？
『...ユンギ？』
「初めて笑った顔みたわ..」『ああ..』
確かにユンギと出会ってから笑わなかった。
「ま、ブスより少しマシになるから笑ってろよ」
『は、？てか危ないから前見て！』
『人の笑顔見てる場合じゃないでしょ！』
着いた。ってトラックが止められて窓を見るとそこはマンションだった。
『マンション？？絶対高いじゃん...』
「違ぇよ、こっち見ろ」言われた通りユンギの方の窓を除くと一軒家があった、すごく大きい。
『へっ、？』「おい、アホズラ降りんぞ」
『は、え、待って、つっこむとこ多いわ！』
それに中は凄く綺麗でまだ新築の匂いがする。あまりにも衝撃で信じられなかった...。新婚みたいじゃんまるで...新婚？ユンギと？アホかよ...
「さ、早めに片付けんぞ」『は、はい、』
「何その返事、ふっ、」
なんでそんなに余裕なわけ？
続く
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作者名：るぇぷ | 作成日時：2019年1月23日 2時
