今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:138 hit
小|中|大
最悪な出会い方 ページ1
『はぁ.....。』
今日もまた知らない男と体を重ねた事に疲れ果て、18のくせに男から貰った缶ビール片手にボロアパートの階段をもたもたと上る。
『はぁ?!あんた誰?』こんな夜遅くに大きな声を出した理由はこいつにある。
「お前こそ誰だよ...」こっちが聞きたいんですけど?なんで私の家のドアの前で寝てるわけ?
「おい..中入れろ。さみぃ」
『知らん男家に入れるわけないでしょ、馬鹿かよ..』
なんて知らない男と何度も体重ねる私が言えることじゃないけど。
「馬鹿はねぇだろ...」
『退いてくんない?邪魔なんだけど?』
そう言って長い金髪ヘアーをかきあげる。
「は?お前ビールかよ..子供のくせに」
『なに?知らない奴に言われたくないんだけど?』
「未成年の飲酒は禁止だ、警察」
『は、電話でもする気?まじだるいわ』
「じゃ、家に入れてくれんのか...?」
はぁ...何この男。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:るぇぷ | 作成日時:2019年1月23日 2時