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「匠海!…さん、あの、さっきは危ないところを
昌暉に助けてもらって」

一応会社内だから、敬語のまま話すことにした



「ここ使用中にしてて誰も入らないから
敬語気にしなくていいよ」

「あ、うん、わかった
私ね昌暉いなかったら怪我してたと思う
その代わり昌暉が背中怪我しちゃったけど……
でも本当に呼んでくれてありが」

「あのさ、ちょっと黙れる?」

「え?……っん、」

腰を抱き寄せられ
片方の手で顎を掴まれる感覚


ドアップで近づいた目の先にある綺麗な睫毛に
思わず見とれながら

「匠、海……ちょっとまっ、んん」

深い匠海からのキスに酔いしれていた



「も、苦し……」

やっと唇から解放されて息を整えていると
ちょっと熱っぽい目でこちらを見つめる匠海がいた



「ちょっと、妬いた」

「え?」

「仕事で手放せなくて、でもAが心配で
自分であいつを行かせたのに」

そういって悲しげに触れられた指先はまだ熱くて

私の髪の毛を耳にかけられた仕草だけでも
心臓の音がうるさい



「昌暉昌暉って、ちょっとうるさい」

「…もしかして嫉妬?」

「はあ?そんなわけ……ある、
Aも隙ありすぎ、頭ポンポンされてたし」

今度はちょっと頬を膨らませてふくれる彼に
やっぱり可愛いなって思わず笑ってしまった



「昌暉とはそんなんじゃないから、て、あ」

「A?」

「違うの、今のは弁解しようとして…っ、」

「もう遅い」

優しく触れるような甘い唇が
おでこ、頬、耳、うなじに触れ

私たちは数分の間甘い時間を堪能していた




.


その後、無事定時退社して
約束のディナーを食べて解散したんだけど

行き帰りでずっと頑なに手を繋ぎたがる彼に


やっぱり可愛いな
たまにヤキモチ妬かせたいなって企んでしまったのは

ここだけの秘密にしておくことにする

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トン助。(プロフ) - まゆさん» リクエストありがとうございます!たくりゅーのヤキモチいいですね(o´艸`) 書かせていただきます!! (2018年2月25日 8時) (レス) id: a56f901b08 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - じゃあ…リクエストいいですか!?えっと.匠海か龍二くんでヤキモチ的なのかいてほしいです!!お願いします!! (2018年2月23日 17時) (レス) id: 6e55d017c7 (このIDを非表示/違反報告)
トン助。(プロフ) - まゆさん» そう言ってもらえると作りがいがあります(;▽;) ありがとうございます、よかったらリクエストの方もお願いします(^^) (2018年2月21日 22時) (レス) id: a56f901b08 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 匠海最高!!更新楽しみにしています!! (2018年2月21日 22時) (レス) id: 6e55d017c7 (このIDを非表示/違反報告)
トン助。(プロフ) - 、さん» 修正しました、教えて頂きありがとうございました(^^) (2018年2月21日 7時) (レス) id: a56f901b08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トン助。 | 作成日時:2018年2月21日 2時

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