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匠海 × ヤキモチ ページ3

【リクエストありがとうございます】


.

会社の同じ部署の匠海さん
実は私の彼氏です

3ヶ月前に告白されて
私も入社時から気になってたから即OKした

でもバレたらいろいろと厄介だねって
会社内では秘密にしてるんだ



「じゃあ今日の夜8時、いつものお店で」

匠海はニコッと笑って手を振ってくれた
今日も可愛いなあ

「わかった!楽しみにしてる!」

こんなやり取りに、自然と頬が緩んだ




オフィスに入ってそれぞれの席に着いたら
一気に仕事モード

残業したら匠海とご飯行けなくなっちゃう!
私は頬をペチッと叩いて気合を入れる


「Aちゃん〜〜」

「柊生さん!なんでしょう?」

「このクライアントのファイル倉庫あると思うから
ちょっと取りに行ってもらってもいい?」

「了解です、行ってきます!」

先輩の柊生さんにお願いされて
1個下の階の倉庫へ向かった



.


「ん〜っと〇〇商社は……これかな?」

上の棚から見つけて引っこ抜こうとした瞬間


「あ、」

ファイルを抜いた弾みで、他のファイルも出てくる

結構厚みのあるファイルが上から落ちる光景が
なんだかスローモーションのようにみえて

「〜〜きゃっ、」

私は頭を抱えてしゃがみこむことしかできなかった




「〜〜いっ、てえ……」

「……え!昌暉!?」

上から聞こえてきたのは、同期の昌暉の声

彼が私を庇って
背中に大量のファイルを受けてくれていた



「背中!大丈夫!?
というかなんでここに……!」

「俺仕事中で手離せないんだけど
あのファイル絶対重いからって」

「…え?」

「匠海さんが、Aのこと助けてやれって」

「匠海、さんが?」

「そしたらなんかつま先プルプルさせて
ファイルめっちゃ落としそうだったし!
相変わらずどんくさいね」

そういって昌暉はニコニコ笑う




「ごめんね?本当に本当に、大丈夫?」

倉庫のドアを出たあとも心配してしまう


「大丈夫大丈夫!Aは優しいね?」

そういって頭をポンポンしたあと
ちょっと髪の毛をくしゃっとされる

「それと、やっぱり匠海さんには
叶わないなあって思ったから」

…どういうことだろう?


「これからも、同期として一緒に頑張ろうね」

じゃっ!と颯爽とファイルを持って立ち去る姿を
私はただ呆然と眺めていたら



「あ、」

私の大好きな人がオフィスの入口に立っていた


「お疲れ様、ちょっとこっち来れる?」

匠海に促されて
未使用の会議室に足を踏み入れた

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トン助。(プロフ) - まゆさん» リクエストありがとうございます!たくりゅーのヤキモチいいですね(o´艸`) 書かせていただきます!! (2018年2月25日 8時) (レス) id: a56f901b08 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - じゃあ…リクエストいいですか!?えっと.匠海か龍二くんでヤキモチ的なのかいてほしいです!!お願いします!! (2018年2月23日 17時) (レス) id: 6e55d017c7 (このIDを非表示/違反報告)
トン助。(プロフ) - まゆさん» そう言ってもらえると作りがいがあります(;▽;) ありがとうございます、よかったらリクエストの方もお願いします(^^) (2018年2月21日 22時) (レス) id: a56f901b08 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 匠海最高!!更新楽しみにしています!! (2018年2月21日 22時) (レス) id: 6e55d017c7 (このIDを非表示/違反報告)
トン助。(プロフ) - 、さん» 修正しました、教えて頂きありがとうございました(^^) (2018年2月21日 7時) (レス) id: a56f901b08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:トン助。 | 作成日時:2018年2月21日 2時

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