【２】人気歌い手グループの秘密事【浦.島.坂田.船】

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Soraru.side




そ｢美味しい？｣




『おいひい』




luz｢リス…？｣




俺らが持ってきた苺大福を口いっぱいに頬張るAちゃん。頬は膨れて確かにリスみたいだった。




ま｢やっぱり有名なお店のものは違うのかな……｣




まふの言うとおり、俺ら２人で美味しいと有名な苺大福店に行ってきた。
luzはイチゴ専門店のケーキを買ってきていた。




カシャッ




シャッター音が聞こえて、振り向くとluzがスマホで写真を撮っていた。




luz｢Aちゃんとそらるさんのツーショット撮れましたよ｣




そ｢何それ送って((｣




ま｢それを切り取ってAちゃんを頂戴((｣




そんな会話をしていると、ドアが開いてうらたくんが入ってきた。




う｢あれ、まふ達…｣




さ｢いてっ！うらさん！いきなり立ち止まんといて！｣




凄い勢いでうらたくんの後頭部に頭突きをした坂田。
うわっ、痛そ……




『ごちそうさま』




そ｢はい。お粗末様。｣




せ｢Aちゃんんんん｣




し｢ちょ、センラさん速い｣




浦島坂田船が揃って病室が一瞬で騒がしくなった。




luz｢………過保護？｣


そま｢｢この４人は過保護｣｣



う｢あー、粉だらけだな｣


し｢髪の毛にもついてるやん｣


さ｢お茶あるで？飲むやろ？｣


せ｢新しい服持ってきたで〜｣

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