＝好きだ。・４＝ ページ4
「こんちゃ〜〜。有岡で〜〜す。」
カウンターの所で山田は、
読んでいた本から顔をあげ
本をパタンと閉じ
パタパタと俺に近付きながら
「お〜〜大ちゃん、やっほ〜〜。」
「お〜ぅ、山田、やっほー。
・・と、あれ？まだ誰も来てない？」
「うん。今、伊野尾先生は何か取りに
職員室に行ってて、んで、中島先輩が
それをお手伝いに。」
「そっか。」
＿＿＿まずい。気まずい・・・。
と、いかん。いかん。
明るい先輩、明るい先輩。
「しっかし、５月でも
も〜〜暑いなぁ。はぁ―――。」
そう言いながら、俺は図書室の窓を開ける。
「ホントだねぇ〜〜。」
と言った山田の声と重なる様に
急に風がブワっっと吹き
図書室のカウンターに置いてあった
何かのプリントが宙を舞った＿＿＿＿＿。
山田が慌てて、
「ちょっ、大ちゃん窓、閉めてっ！」と言って
俺は急いで、窓をバタンと閉めた。
大きく揺れていたカーテンが
スッと動かなくなって
図書室にシーンとした空気が響いた。
俺は、明るく、明るく
「すっ、すっま〜〜〜〜んっっ！！
ま、まさか、あんなに風が吹くなんてっっ。」
カウンターに入り
カウンター下に落ちたプリントを拾う。
山田はクスクス笑いながら
「もぉ〜〜大ちゃ〜〜ん。」と言って
拾うのを手伝ってくれる。
俺は拾いながら
「しっかし・・すっごい舞ったな・・
プリント。」
少し反省をしながら俺が呟くと
山田は小さく笑って
「でも、たくさん舞ってて
綺麗だったよね、大ちゃん。」
って慰めてくれた・・。
その言葉に、
俺はバッと顔を上げる＿＿＿＿＿。
２人、カウンター下のプリントを拾てって
・・気付いたら距離が
めちゃくちゃ、近かった。
バッと上げた俺の顔の目の前に、
あの綺麗な山田の顔があった・・・。
＿＿キス、したいな＿＿＿＿。
って、ふっと思った。思ってしまった。
でも＿＿＿＿。
“変な気起こすヤツかと思った。”
山田のあの言葉を思い出し
俺は慌てて立ち上がろうとして＿＿＿＿
カウンターに脳天を強打した・・。
「イッテェェェェ〜〜〜ッッ！！！」
頭を抱えてうずくまる俺に
山田が近付いて来て、
俺の背中に手を置き
「ちょっ、大ちゃん、平気かよっっ。
すっごい音したけどっ。」
そう言いながら
あの綺麗な顔で俺の顔を覗き込むんだ・・
「なぁ・・平気？？」
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あひる☆(プロフ) - 苺印さん» はい！！楽しみにしてますねぇ〜〜♪(^^♪わくわく。うふ腐しますよ〜〜。うふ腐して、お話し書きます！！(*^-^*) (2017年8月21日 13時) (
レス) id: 65dafa5b6a (このIDを非表示/違反報告)
苺印(プロフ) - あひる☆さん» インドア派なんですねぇー。ライヴに行きしだい、情報を占ツクに散りばめとくので、それで、占ツクで散りばめとくのでう腐腐ってしてください♪♪ (2017年8月21日 7時) (レス) id: e1bb3afba8 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - 有岡ゆーかさん» ティッシュ、あげるから鼻血拭いてぇ〜。ゆーかしゃん！！鼻血に気絶・・有り難いなぁ〜〜。感動ときゅんきゅんもしてくれて・・お話しの奥を汲み取ってくれて・・あひる、泣いちゃうぅ(;O;)最高・・頂きました！！頑張ります！！このお話し続き書くので読んでね！！ (2017年8月20日 14時) (レス) id: 84bd827288 (このIDを非表示/違反報告)
有岡ゆーか - ギャ〜！！ありやまヤバいですぅぅぅ…(気絶) 感動したりキュンキュンしたりしました！！もう鼻血が止まりません…あひる☆さん最高です！！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2017年8月20日 13時) (レス) id: 585ee2f0b8 (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - 苺印さん» こちらこそ！はじめましてっあひる☆ですぃ！わぁ〜ん、たくさん読んで下さってありがたいぃぃ。もぅー褒め上手ぅ〜。ライヴかぁ・・。いんどあなおじゃんぷファンなので・・てへへ♪♪そんな〜たくさんコメント書いて下さるととってもうれしー。うふ腐☆ (2017年8月19日 14時) (レス) id: c8b281684c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あひる☆
| 作成日時：2017年7月19日 13時
