第二百九十九話「人間ドック前日の夜」(へカーティア・ラピスラズリ出ます) ページ43
漸「了解姉ちゃん!つーわけでお引き取りくださいませェェェ!!」ブンッ
(漸が赤いのを念力でゲート内にぶん投げて無理やりゲートを閉じた)
A「よし、解決!今日の召喚魔法の練習はおしまい!早速新横浜駅前まで向かうわよ!」
〜こうして、ドラルクはぴよりんをかわいいままの姿でジョンへお出しする事に成功したのだった〜
〜一方その頃、赤いのは〜
赤いの「おや…帰されてしまいましたか。お名前を聞けなかったのが残念ですねぇ…私も自己紹介しそびれてしまいましたし、またお会いできるといいんですが」
〜そしてまたとある日〜
ロナルド「検査怖ェ…」
へカーティア「あんた検査の前日にもなって何言ってんのよん」
ドラルク「大体自分で予約したんだろうが」
ロナルド「近づくにつれ刻一刻と怖くなったんだ!!」
ドラルク「夏休みの宿題やってない小学生かお前は」
ロナルド「っていうか人間ドックって何だよ犬じゃん」
へカーティア「あんたまさかとは思うけど犬だと思って予約したんじゃないでしょうね?」
ロナルド「今からでも全身に紫とピンクのブツブツとか出たら行かなくていい事にならねェか?」
第二人格「そんな事になったら緊急搬送されるわよあんた」
ドラルク「黙って行ってこい、もう採尿も採便もしたんだろ」
ロナルド「…記念に…とっとくとか」
ドラルク「行け」
へカーティア「というか何をそんなにビビってんのよあんたは、人間なんだから病院の検査の一度や二度ぐらいやった事あるでしょ」
ロナルド「いや、今まで病気とか全然しなかったから全てが見慣れなくて怖いが」
第三人格「あんたなんで今回申し込んだのよ」
ロナルド「もう…胃カメラとかふざけてるぜ…飲むんだろ、カメラを」
ドラルク「万国ビックリショーの予選だとでも思っとるのか?」
A「デジカメをそのまま飲むわけないでしょうが」
ドラルク「いつまでB.C.12000の知識で考えてるんだ。いいか、胃カメラってのはちっさいんだよ。大体指二本でつまめるぐらいだ。最新技術で飲みやすいように糖衣に包まれててな、それで胃に到達したら搭載された小型キャタピラで胃全体を移動しながらパシャパシャッて」
ロナルド「どこまでマジでどっから嘘だよ!!」
第二人格「少なくともキャタピラのくだりは絶対嘘だと思う」
ロナルド「所々マジでよくわからん検査あんのも怖さに拍車をかける。眼圧検査って何すんの…」
第三百話「検査怖い」(*)→←第二百九十八話「お帰りいただいた」
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年5月22日 0時