【ポケモンSV×その他諸々】異界の最強女神と緋色の宝探し Part6 (ページ6)

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第二百三十一話「AI」ページ6

ペパー「…よし！あとは楽勝そうなのばかりだ、ここは俺達に任せろ！」

マフィティフ「バウフ！」

ペパー「だからA！ソイツ連れて先行け！」

A「ペパー…えぇ、任せたわよ！」

ペパー「ヘヘヘ…信じてくれて嬉しいぜ！マフィティフだってやる気だぞ！」

マフィティフ「バウ！！ワウ！！」

ペパー「コライドン！お前のせいでガキの頃は最悪だった！だからってお前が今縮こまってもなーんも嬉しくねェ！お前にはすげェ力がある！俺達もついてる！だから…あんな奴に負けんな！勇気を出して、立ち向かってこい！！」

A「行くわよ…来なさい、コライドン！」

～神様移動中～

～ゼロラボにて～

オーリム「ゼロラボ内に生命反応を検知。スリープモードを解除します」

A「おぉうマジか…やっぱりか」

オーリム「ハロー、A。よくぞ来てくれた」

コライドン「グオオオオン！！」

オーリム「戻りなさい」

(コライドンがマスターボールにおさまった)

オーリム「君が連れている個体より凶暴でね…君のコライドンがエリアゼロから逃げ出したのは、縄張り争いに負けたからなのだ」

アギャス「アギャギャス…」

オーリム「…君達に謝罪しなければいけない事がある」

A「…何です？」

オーリム「…私は本物のオーリム博士ではない」

A「薄らそんな気はしてましたが、まさかマジだとは…それで、貴方は何者なんです？」

オーリムAI「私は博士が自身の知識と記憶を元に作った人工知能…AIで動くロボットなのだ。第四観測ユニットでの事故で、本物の博士はいなくなってしまった」

A「じゃあ、第四観測ユニットがボロボロだったのは…」

オーリムAI「…ポケモンに罪はない。オリジナルの博士はその力を見誤ったのだ…身を呈して守ったコライドンが元気であれば、博士も本望だろう。クラベル校長に頼んで君と初めて話した時は、既に私…オーリムAIだったよ…A。君にはエリアゼロでの研究の最後の手伝いを頼みたくてここまで来てもらった。その内容とは…オリジナルの博士が作ったタイムマシンを止めること！質問はエレベーターで聞こう…ついてきてくれ」

～神様移動中～

～エレベーター内にて～

オーリムAI「A、本当によく来てくれた。何でも質問に答えよう…訊きたい事はあるかな？」

A「博士、初めてお会いした時"エリアゼロから出られない"って言ってましたけど…理由は何ですか？」