【ポケモンSV×その他諸々】異界の最強女神と緋色の宝探し Part6 (ページ25)

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ネモ「っていうかこの全身刺青の屈強な男の人誰？Aのお兄さんとか？」

ボタン「どう見ても似てないでしょ…気になったからちょっと移動中に調べてみたんだけど、この人Aの護衛なんだって。それも腹心の部下、Aの右腕と言っても過言じゃない存在」

ペパー「護衛！？」

ネモ「強いの！？」

ボタン「死ぬほど強い。猗窩座さん、見ての通り格闘家なんだけど…ぶっちゃけそこいらのかくとうタイプのポケモンなんか目じゃない、この人が相手じゃ多分バトルフォルムのコライドンですら負ける」

ペパー「ハチャメチャに強いちゃんだな！」

ファーリス〔でも今回ばかりはとても誤魔化せない、あの蠍を捕らえるなんて僕には無理だ！だから力を貸してくれ、頼む！〕

イレブン〔………………………わかりました〕

第三人格〔嫌なら嫌って言っていいのよイレブン、あんた今ブドウの実と一緒に種を勢いよく噛んじゃってガリッてなっちゃった人みたいな顔してるわよ〕

カミュ〔あれ苦いよな〕

ペパー「…なぁ、これ多分魔法とかそういう感じの世界だよな？もし万が一あそこにいんのがマジでAなんだとしたらどうやって戦うんだよ…マスカーニャ達出すのか？」

ネモ「確かに気になるね…」

ボタン「なんでここまで来てまだ"もし万が一"とかそんな事言ってんの？完全にAじゃん。見た目も声も口調も性格も全部Aじゃん、しかもちゃんと三人いるんだよ？絶対Aだよ」

ペパー「じゃあこのすげェAっぽいのの名前が"A"だってなったら確実にAだって事にしようぜ」

ファーリス〔紹介しよう、イレブンさんとその仲間達だ〕

イレブン〔イレブンです…〕

第二人格〔後ろはAです！〕

ボタン「ほら見たことか！ほら見たことか！！」

ペパー「わかったわかった、悪かったって！」

ネモ「うん、絶対Aだ…もしかしたら、このゲーム作った人がAのファンで！」

ボタン「それはない。他の人のドラクエXI実況見たけどそっちの方にはAも猗窩座さんもいなかった…絶対A自身がこのゲームの中にいる」

ペパー「ますます理屈がわかんないちゃんだな…ってことはこの猗窩座さんも実在するって事か？」

ボタン「多分」

ネモ「何かあったら大変だし、一応私先生にこの事言ってみるよ！」

(ネモが食堂を飛び出していった)

ボタン「いてらー…ウチもオモダカさんに連絡してみよっかな」