第五百七十八話「初手から」《悪魔のヤンデレ》 ページ31
第二人格「一昨日の夜、ついにシスコにあげた神の力が覚醒してね…その弾みで手に入れたのが今のこれ。シスコの固有スキル"魔王"なのよ」
ローズ「何それ強そう!!」
第三人格「実際強いわよ、悪魔とか魔族とかに分類される奴等は例外なく魔王スキル持ってる奴に逆らえなくなるんだから」
漸〔あー…バトラーさんアスタロト族だから…〕
A「よし、それじゃあ現世行くわよ現世」
〜神様移動中〜
第二人格「この辺だったら大丈夫そうかな…」
ネモ「何が?」
第三人格「現世行きのゲート開いても大丈夫そうかどうか。下手なとこで開くと魔獣とかも巻き込んで一緒に現世に出ちゃうかもしんないのよね」
校長「確かにああいったもの達が現世の方に出たら大惨事ですね…」
A「そういう事です。そんじゃ行きますよ」
サタン「オイ」
第二人格「…ここに来てお前かサタ公…」
ダァンッ
(サタンが片足で地面にヒビを入れた)
サタン「…二度とオレサマの事を"サタ公"と呼ぶんじゃねェ」
漸〔姉ちゃん初手からやべえ煽り方すんじゃん…〕
トリッシュ〔えっ今のどういう煽りだったのよ〕
漸〔あいつサタンっていう名前なんだけど、ゴクオーが普段からあいつの事"サタ公"って呼んでんだ〕
ヒナイチ〔いちいち破壊力が高くないか〕
第三人格「いや、あたし達普段からコイツの事はサタ公って呼んでるけど」
漸〔そうだった、そうだったよ〕
ベロニカ〔そうだったの!?〕
ボタン「いやそれはそれとして今の発言がヤバい事に何ら変わりないんよ」
パルテナ〔その呼称が元からなのも十中八九ゴクオーからうつったのが原因でしょうしね〕
A「で?何じゃサタ公、言っとくけどこちとらお前に構ってる暇はねェわよ」
サタン「キサマそんなに死にたいのか?」
第二人格「ただお前に構ってる暇がないだけだわ」
チリ〔コイツがあそこまでキレとる原因そこちゃうやろ〕
第三人格「いいからさっさと要件言いなさいよ、内容によってはお前をぶっ飛ばすけど」
サタン「今、何処に行こうとした?」
A「八百小ですけど?」
サタン「…またか……また初代かキサマは!!」
第二人格「おぉ…ヘイどうした情緒不安定」
ライダー〔ヤンデレは基本的に情緒不安定だろ〕
サタン「この話は何も現世だけに限らない、キサマがこの世界に来る時はいつだって他の誰でもない初代に用がある」
第五百七十九話「漏れ出る余裕」→←第五百七十七話「もう声出さないでください、そして耐えてください」
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ヴィタさん» 太平洋側の県に住んでたので事なきを得ました…そちらもご無事なようで何よりです。そしていつも応援ありがとうございます! (1月7日 22時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィタ - お久しぶりです!ついにpart12まで来ましたね!地震の件があったので心配でしたが無事で何よりです、これからも応援しています!! (1月7日 22時) (レス) @page20 id: 9d671c521e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶餡子(プロフ) - あ、なんの作品履修なのかは脱獄ごっこです() (12月24日 0時) (レス) id: fcff9db541 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶餡子(プロフ) - お久しぶりです!相変わらず安定して面白いですね…!前断られちゃった合作、キャラの設定オリジナルに変えるかそちらが履修出来るその時まで待つので…本当にもし良かったらお願いいたします(小声) (12月24日 0時) (レス) id: fcff9db541 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年12月22日 0時