異界の最強女神と前代未聞の超絶大規模ヤンデレ異変 Part12

第五百六十九話「妹は強し」(キヨ、シルビア、ギアッチョ出ます) ページ22

ローズ「何よ、お兄ちゃんのわからず屋！Aさんは他の誰でもないAさん自身だけのものなの！…わたしとお兄ちゃんの友達を、Aさんを悲しませるお兄ちゃんなんて、わたし見たくない。お兄ちゃんがわかってくれないなら、わたしだって容赦しないんだからーーーー！」

(ローズが魔女の力でシャドウを気絶させた)

ローズ「言っとくけど、Aさんにちゃんと謝るまでぜーったい許さないんだからね！」

第三人格「相変わらず強いわねローズあんた…助けてくれてありがと」

ローズ「どういたしまして！ところでヤンデレ異変って事は、お兄ちゃん以外にもアウトな人がいるって事？」

A「察しが良くて助かるわ」

ローズ「そうだったのね…ねぇ、わたしでよかったら力になれない？」

第二人格「クイーンに続いてローズまで…いいの！？」

ローズ「もちろん！だってわたし達友達じゃない！」

第三人格「ありがとローズ、よろしくね！」

ローズ「うん！ところで、今さっき言ってた"ゲン"って…」

A「今我々が追ってる味方ヤンデレ。我々の目の前で我々の仲間だって認めさせないと我々を勝利に導きながら敵のフリをして敵諸共散ろうとするから、早く捕まえないとなの」

ローズ「その人大丈夫！？本当に味方なのね！？」

キヨ「絶対味方だから安心していいそこは」

第二人格「よし、じゃあ引き続き捕虜の檻を探しつつゲンを追うわよ！」

〜神様移動中〜

第三人格「チッ…ゲンの奴がダークアイの格好のままで逃げてたせいで追うのに時間食ったわ」

出久〔てっきりいつもの格好で逃げてるものと思って、僕達しばらくそっちの方の特徴で探しちゃいましたからね…〕

漸〔おかげでタイムロスだよこの野郎…〕

ローズ「聞き込みした近所の町の子が"緑色のスーツ着たミイラみたいな人ならいた"って言ってくれなきゃ多分一生気づかなかったわ」

キヨ「オイギアッチョ、お前もっとスピード出せんだろレンタカーとかならともかくこれお前の愛車なんだから！」

ギアッチョ「クソッ、テメェもシスコの奴も無茶言いやがってよォ〜…！しかもここ一般道路だぞわかってんのか！」

フジ〔高速でも似たような事あったの！？〕

シスコ〔三日程前に俺んとこのワールドで色々あったんだよ…あん時はこっちが逃げる側だったけどな〕

A「そーいやそんな感じだったわね、三日前の夜…」

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