第四百九十一話「勇者ムーブ」《将軍のヤンデレ》 ページ10
漸〔9人か…いっぺんに二人撃墜できたのはありがたいけどな…〕
第二人格「何にせよこのワールドでの探索を終えないと色々まずそうだわ、先を急ぐわよ」
？「A」
第三人格「あーあ…さすがにこの速さで来るとは思わなかったわ。久しぶりじゃない、ヨハネ」
ヨハネ「そうだな。お前と会うのは久方ぶりになる…何故今まで姿を消していた」
A「姿を消すという程の事でもないわ、ここ最近来れてなかったってだけよ」
ヨハネ「私からすれば同じ事だ。お前は長らく私と会っていなかった、それは揺るがない事実だろう」
第二人格「それはまぁそうね…で、何用よ？魔界の将軍たるあんたがわざわざ出向いたって事は余程の緊急事態なんでしょう？」
ヨハネ「何も深読みする必要はない。私はお前を不届きな男共から奪い返しに来ただけだ」
(ヨハネが剣を抜く)
第三人格「何を言い出すかと思えば…ざっけんじゃないわよこの野郎、あたし達は自らの意思でこの立場にいんのよ」
ヨハネ「何を言っている、お前に拒否権などありはしない…私と来る以外の道などお前にはない」
A「あるわ！ありまくるわ！この世で最もフリーダムな神ナメんな！！」
ヨハネ「ならば引きずってでも連れ去るまで」
イレブン「待て、Aを連れていくつもりなら僕を倒してからにしろ！」
(イレブンがいざないの剣を抜いた)
ヨハネ「その気配…貴様、異界の勇者か」
イレブン「僕の名はイレブン、ロトゼタシアの勇者だ！」
ヨハネ「…勇者イレブンよ。私に楯突いた愚かな自分を呪いながら死にゆくがいい」
第二人格「させるかってーのよ、あたし達の友達をどうこうしようってんならマジ許さんからね」
ヨハネ「そのような悠長な事を言っていられるのも今のうちだと思え」
イレブン「…来い！」
(イレブンとヨハネが激しい鍔迫り合いを始める)
ヨハネ「…強い」
イレブン「はぁぁぁッ！」ｷｨﾝｯ
(イレブンがヨハネに押し勝った)
ヨハネ「人間の身でこれ程の実力とは…さすがは勇者と言ったところか。だがまだだ、魔族の力には遠く及ぶまい！」
(ヨハネが次の一撃をくり出そうとするも、急にヨハネの動きが止まった)
ヨハネ(…ッ！？体が…動かん！)
ボタン「なんかバグ起きたみたいになってるけど…今がチャンス、やっちゃえイレブン！」
イレブン「でりゃあああァァッ！！」ｻﾞｼｭｯ
(イレブンがヨハネを斬った)
第四百九十二話「覇王色の覇気的なもの」→←第四百九十話「勇者の娘で現勇者」
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まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ヴィタさん» ヤンデレ状態のガッチさんで追いシチュとなったらもうホラゲー味を出すしかないだろうと思いまして。こちらこそ、これからも末永くよろしくお願いします！ (12月9日 11時) (
レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィタ - 今までがヤンデレ異変という名の大よそ幽波紋(物理)で解決していくギャグだったのに対して今回一気にホラゲー化してゾクゾクとワクワクが増しております！これからもよろしくお願いします！ (12月8日 12時) (レス) id: 19bed8b65b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年12月3日 2時
