第四百九十六話「嫌な予感してるんだけど」 ページ15
A「マリアにも頼まれてるんだったら協力はしてくれるんですよね?それじゃあ魔界の方は頼みました」
セバスチャン「えぇ、もちろんです。しかしその前にA様に大切なお話があります」
第二人格「マジですか…それ後日じゃダメなんです?」
セバスチャン「えぇ、残念ながら…」
第三人格「うーん……手短に済ませられます?」
セバスチャン「努力はします」
A「じゃあ前置きはいいので要件だけお願いします」
セバスチャン「承知しました。では…A様、私は貴方をお慕いしています。どうかこの想いを受け入れてくださいませ」
第二人格「おっとこれは…どうなんだ?どっちパターンだ?」
セバスチャン「私を選んでくだされば貴方に何一つ不自由はさせません。私の持ちうる愛と真心を込めて貴方を支え続けます」
第三人格「ねぇみんな、これどう思う?セーフ?これセーフ?あたし達的には嫌な予感バリバリしてるんだけど」
トリッシュ〔これまた判定が難しいわね…どうしようかしら〕
ロゼッタ〔Aとしてはどうなの?具体的にこう、何か怪しいポイントはない?〕
A「強いて言うなら"何一つ不自由はさせません"かしらね…実は六度目の一件より前にジャミルが今のと似たような口上で監 禁生活に持ち込もうとしてきたのよ」
※ジャミル・バイパー【ツイステッドワンダーランド】※
シスコ「絶対ヤベェじゃねェか。さっさと断ってこいンなもんはよ」
第二人格「そっかそーよね…セバスチャンさん、もし今のがマジなんだったらそういうのは異変が終わってからでお願いします。そして嫌な予感がどんどんするので我々はこの辺で」
セバスチャン「何故逃げようとするんですか?」
A「あー…しかしまわりこまれてしまった…」
シスコ「ドラクエのメッセージウィンドウみてェな事言ってる場合じゃねェだろ」
ボタン「うっわあからさまに嫌な予感する…」
第二人格「じゃあ単刀直入に訊かせていただきますけど、セバスチャンさんあたし達の事監 禁するつもりでいたりとかしてません?」
セバスチャン「とんでもありません!私はただ、とても素敵な貴方を私以外の殿方の目に触れさせてはならないと思って…!」
第三人格「おーおーアウト臭強まっちゃったわね今ので!!」
ボタン「いやホント今のハチャメチャにただの墓穴なんけど」
A「はいもうアウトです貴方は、ということで直ちにお引き取りください」
第四百九十七話「謎は深まるばかり」→←第四百九十五話「インターバルの短さよ」『ネクロマンサーのヤンデレ加入』《執事のヤンデレ》
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まぁ、大丈夫っしょ。(プロフ) - ヴィタさん» ヤンデレ状態のガッチさんで追いシチュとなったらもうホラゲー味を出すしかないだろうと思いまして。こちらこそ、これからも末永くよろしくお願いします! (12月9日 11時) (レス) id: f4792f7032 (このIDを非表示/違反報告)
ヴィタ - 今までがヤンデレ異変という名の大よそ幽波紋(物理)で解決していくギャグだったのに対して今回一気にホラゲー化してゾクゾクとワクワクが増しております!これからもよろしくお願いします! (12月8日 12時) (レス) id: 19bed8b65b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年12月3日 2時