異界の最強女神と前代未聞の超絶大規模ヤンデレ異変 Part9 後編 (ページ7)

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第四百四十六話「人に向けるものではない」《ワイバーンのヤンデレ》ページ7

A「ともかくこれで追っ手の追走を切り抜けられたわ。このまま成田空港まで行くわよ！」

～神様移動中～

～成田空港にて～

第二人格「えーと我々の搭乗口は…」

ｶﾞｯ

(肩を掴まれたA)

ワキヤ「言ったやろ？逃がさへんって」

第三人格「…どうやら相当ぶっ飛ばされたいようね。いいわ、ギアッチョがかなりかっ飛ばしてくれたおかげで搭乗できる時間まで割と空いてるし、ここで仕留めといてあげる」

ワキヤ「…やっぱわからんわ」

A「何がじゃ」

ワキヤ「ワイがお前にここまで嫌われた理由や。お前が何の理由もなくこんな真似するような奴やないいうんはワイが一番よくわかってる、だから多分お前に非なんかあらへん。せやけどな…それと同じぐらい、ワイがお前に嫌われる心当たりもないんや」

第二人格「だからね…そもそもあたし達とお前はただの友達なんだって何回説明されれば気が済むのよお前は」

ワキヤ「まぁお前はそう言うやろなぁ。正直なとこ言うたらワイが元カレやいうんも嫌なんやろ？」

第三人格「よし、やっぱ話つかないからぶん殴って仕留めてさっさとブラジル行き便乗ろ」

ワキヤ「なぁ、なんでや。ワイはお前の事がこれ以上ないいうぐらい好きや、せやからずっと大事にしてきとった。少なくともワイはそういうつもりでお前と接しとった。せやのにお前はワイを嫌いになった…ワイの何が悪かったんや？ワイと付き合うてた事自体黒歴史になるような何かがあったんか？」

A「シスコ、さすがにここで希望は燃ゆる(バーニング・シューティングスター)は威力高いかしら…っていうかそもそもあんたドラクエ配信見てた？そうじゃないと多分わかんないと思うんだけど今の話」

シスコ「あぁ見たぜ、バルトとクーザに引っ張り出されて半ば無理やり鑑賞させられてたからな。あとコイツ相手に希望は燃ゆる(バーニング・シューティングスター)は確実にオーバーキルだ」

第二人格「そっか…じゃあかみさま波とかでいいかしらね」

イレブン〔ダメだよAかみさま波も！というかかみさま波も割と人に向けるものじゃないからね！？〕

ワキヤ「もう話もまともに聞いてくれてへんねんな…そないにワイの事どうでもええんか」

第三人格「とりあえずまず切実に"彼氏面しないでほしい"とは思ってる」

ワキヤ「これも昼間に言ったはずやで、"今更ワイと別れられる思たら大間違いや"ってなぁ？」